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夏目房之介の「で?」

19.7.19南波健二先生と劇画コレクション

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南波先生は、貸本時代に好きで、その後も青年誌でよく出会った作家です。ご自身の原画、貴重な本をお持ちなのは、これまでアップされていた写真でわかります。どこか、まとめてアーカイブしてくれるところはないでしょうか?

南波健二さんは南波洋子さんと一緒にいます。

刻を、終生によする 2
<宿無し>

1985(昭和60)年、『古き、よき時風によする 62 』でリタイヤを決意した作品『サドンデス』(GOLFコミック 秋田書店発行)を紹介しましたが、この仕事を最後にリタイアしました。45歳でした。理由としては、3日で3時間ぐらいしか寝れず、それを何ヶ月も何年も続けて来たツケがとうとう来てしまい、僕の身体が悲鳴をあげていたからでした。(17歳でデビューして45歳までですから28年間ですか)
カミさんが『私が働くから、あなたは休んで下さい』と言われた一言で、ついには78歳の今日までカミさんの言葉に甘えて生きて来ました。なんて野郎なんだと、お思いでしょうが、事実なのです。僕の大切な友人、園田光慶(ありかわ栄一)は、続けていたため、早世しました。僕は辛うじて、カミさんに救われたのでした。
カミさんは、宝石学校を出ていたこともあり、宝石、時計、また、洋服の販売をして、僕を支えてくれました。後半は義兄の会社で会計の手伝いなどしてくれました。ところが何事にも終わりがあるもので、義兄が病で倒れ、会社をたたみ、ついにはカミさんも職を失いました。今、義兄は命は助かったものの、胃瘻の状態になり、一人者の義兄の面倒をみることとなり、仕事が無くなったばかりでなく、今、二人で住んでいるところも、追い立てをくい、行き場所を失ってしまいました。
住むところ以上に、膨大な、本と原稿類など僕にはとても守ることが出来ず、途方にくれています。今、全て処分しようと考えていますが、本や原稿たちが悲しんでいるようで、堪らなく辛いです。

2019(令和元)年7月18日記

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