「追悼水木しげるゲゲゲの人生展」の図録
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「追悼水木しげるゲゲゲの人生展」の図録。173ページに僕の描いた絵馬。水木さんがいかに絵(ファインアート的な意味での)がうまかったかは、若いころの絵をみるとわかる。1940(昭和15)年、水木さん18歳の年に描いた「黄金の卵」という28ページの童話絵本の野菜の絵(図録25ページ)をみると、村山知義ばりの構成主義的な画面に思えます。1936(昭和11)年(14歳)の自画像(16ページ)など、さすがのものです。表現の意識が前のめりに感じられる作品です。
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