映画『人斬り』
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たまたまBSでやってて録画した映画『人斬り』見ました。
なんと、1969年制作の勝プロ・フジテレビ作品でした。
岡田以蔵が勝新太郎、坂本龍馬が石原裕次郎、武市半平太が仲代達也という、当時大看板がそろった、なかなか面白い映画でした。音楽は何ともはや、でしたが。
監督は五社英雄、脚本橋本忍、原作司馬遼太郎、しかも薩摩の田中新兵衛になった三島由紀夫の腹切りが見られる。
さらにさらに、変なところに当時の大人気者コント55号も出てきます。...
まあ、当時の映画なんで、今の目で見ると「は~~~や~~~い~~~は~~な~~しぃ~~がぁ~~~」ぐらいのテンポですが、何しろこの役者がそろって気合入りまくっていて、画面が迫力で膨らんでる感じです。とくに勝の顔どアップは、すごいっす。
しかし、勝の動きはさすがで、ふんどしを慌てて絞める場面、えんえんと走る場面での彼の体の動きは見事です。走りは上半身すっとまっすぐ立って、バスターキートンなみ。ただし、座頭市のようなキレッキレの殺陣はみられません。ほとんど野球みたいな粗野な邪剣という設定なので。
http://www.geocities.jp/cyannyuu/690809.html
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