映画『マラヴィータ』
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http://www.malavita.jp/
マーティン・スコセッシ製作総指揮、リュック・ベッソン監督、出演ロバート・デニーロ、ミシェル・ファイファー、トミー・リー・ジョーンズの米仏合作ギャング・コメディ映画。マフィア仲間を裏切ったロバート・デニーロ演じる元マフィアと彼の家族が、FBIの護衛つきで粛正から逃れてフランスはノルマンディに移住。そこで起こる家族全員と地元との軋轢と、最後は殺しにきたマフィアとの戦いを描いた娯楽作。
なかなかに明るい飄々とした暴力映画で、適度にシャレていて、スカっとする。転校した息子の、いきなりのイジメへの周到な逆襲と周囲の支配ぶり。やはり転校した姉の同じくイジメへの逆襲と、恋。フランス語のわかる奥さん(ミシェル・ファイファー)は、雑貨屋で買い物中に悪口を聞き、売っていたガスボンベと酒で店を爆破する。作家を詐称した父親は、茶色の水が出る水道を直しにこない水道工事人に腹をたて、水汚染を起こしている元凶をハードボイルドに破壊する。むちゃくちゃな展開だが、妙に明るくて、楽しい。こないだの『RED2』とはまた違ったテイストだが、楽しめる。こういうの好き。
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