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夏目房之介の「で?」

びっくりした!

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昨日、学習院から八卦掌の練習に向かう途中、空いた丸の内線に乗り込んで座ろうとしたときのこと。
目の前の座席に、どっかでみた顔の男性がいた。
男性も、僕の顔をみて「ああ」という反応があって、挨拶をされた。
なので、僕も挨拶を返したのだが、そのわずか0.3秒ほどの刹那に、男性が立松和平さんであることがわかった。けど直接お会いしたことは多分ないはず・・・・。
そのまま曖昧にするのも何なので、立松さんのお隣に行き、「すみません、あの、お会いしたことありませんよね?」と(よく考えたら失礼な質問だな)お聞きした。すると立松さんも笑って「あの、よくTVで拝見します。友達かと思って」といわれたので、僕も「はい、僕もTVでよくは意見するので、つい知り合いかと・・・・」と返し、練習場所のある駅まで二駅ほど、お話してしまった。

じつは、TVに出ていると、たまにこうした反応に出会う。女性の方で、たまに勘違いして半分挨拶しかけてやめる人もいる。だけど、実際挨拶してしまい、しかも双方がTVで相手を観ていて互いに友人知人だと一瞬思ってしまうということは、まずないだろうと思う。
いやー、ほんとにびっくしりた。たいへん、珍しい出会いであった。
立松さん、失礼いたしました。

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