支払い方法の差が「商品に対する見方の差」に相関?
※クロスポストです。 「【マーケティングTIPS】支払い方法で購買者の趣向が分かる?|WEB戦略戦術ブログ」
Neuromarketingの、「支払い方法でお客さんの考え方が分かる」という記事が興味深かったのでご紹介です。
具体的には「現金払い or クレジットカード」。
Journal of Consumer Researchの調査によると、支払い方法の差が「商品に対する見方の差」に相関している可能性が高いとのことです。
該当記事はこちら。
▼What’s in YOUR Wallet? | Neuromarketing :
http://www.neurosciencemarketing.com/blog/articles/cash-credit.htm
ではどう違うかというと
- クレジットカードを使って購入したお客さんは、そのベネフィット(得られる利益)に注目している
- 現金購入をしたお客さんは、その商品の「価格」に対しての興味が高い
と。
Promothesh Chatterjee 氏と Randall L. Rose 氏が、何かを買った人に対して「何を覚えているか?」を調査していった結果、上記のような結論が出たということです。
現金で買った人は、値段について良く覚えていたが、クレジットカードを使った人は値段をあまり覚えていなかったとのこと。
卵が先か鶏が先かという話のようにも感じますし、クレジットカードを使う時点で値段について考えることが、が現金ユーザよりも単純に少ないから、とも感じます。
現金で買う人も、一端ベネフィットを考えた後で値段を考えるのでベネフィットの記憶がぼやけてしまうのかもしれませんね。
元記事でも「This divide is far from absolute」とされています。
ただ、ここで大事だと思うのは、支払い方法のバリエーションが購買フローに大きく影響を与えるということです。
ベネフィット希求形の商品なら、手数料を考えてもクレジットカード払いを導入すべきかもしれませんね。
一度、売り上げデータの中から購買方法のデータを分析してみてはいかがでしょうか。
意外な改善点が見つかるかもしれません。
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