バイラルコンテンツ作成で大事なことは?台湾の某動画から学ぶポイント
バイラルという物を考えるのにとてもいいな、と思いましたのでご紹介です。
なんと、YouTubeで台湾月間1位だそうです。しかもテーマは「Google翻訳」…なんとも音楽とは遠そうなツールです。
名前はそのまま“Google Translate Song”。元ネタはOfficialGoogleBlogのこの記事です。
▼Official Google Blog: Google Translate: the remix
そもそもGoogle翻訳とは?
Google翻訳というサービス、これを使うと、たくさんの言語間で機械翻訳を行うことができます。
Google 翻訳は、57 種類の言語を瞬時に翻訳できる無料の翻訳サービスです。Google 翻訳が対応している言語同士であれば、どの組み合わせでも単語、文、ウェブページを翻訳できます。(Google翻訳ヘルプ)
また、「音声を聞く」という機能があって、これを使うことで実際の発音も確認することが出来ます。
そして、これをうまくRemixして音楽を作っている方がいるんです。
ひとまずご覧下さい(^_^)
動画はこちら!
作った方がどれくらい意図しているのか分からないのですが、バイラル系コンテンツのお手本のようだと思いました。
単純に自分の曲をYouTubeでアップしているだけでは、全然見てもらえなかったのではないかと思います。
インターネットでバイラルを起こす場合、インターネットやPCに詳しい層をも巻き込まないといけないですよね。
「Google翻訳」という要素を絡めることで、一気にブレイクしました。
人が紹介・推薦・オススメをするときの心理
ソーシャル・ネットワーク上で、人に何かを勧めることと言うのは、やはりいろいろと悩ましい物です。
なにかをオススメするとき、
それが誰かに向けてでは無く、ストリーム全体に向けてのつもりであったとしても
- 「勧めた物が実はよくないものだったらどうしよう…」
- 「自分だけがおもしろく感じただけで、他の人にとってはどうでもいいものだったら、嫌だな…」
という気持ちが働き、バイラルを阻害します。
しかし、この動画の場合
「Google翻訳を使っておもしろい物作ってる人がいる!」
だけでいいんですね。
このように、自分の価値観などを挟まなくても紹介できるものは、拡散しやすいです。
どんなコンテンツが拡散しやすい?
簡単にまとめると
- あまり難しいことを考えずに人に紹介できて(学生時代のたわいない話でも思い出してください)
- 実際見てみると、おもしろくて、見た人の中で色々考えさせられる物で(後残りする、人に伝えたくなる)
- 共通言語の上にのっかている
この3点を満たしていることが、より大きく大きく!という方向でのバイラルコンテンツの条件です。
狭いセグメントにターゲットを絞る場合は、共通言語を重視して、その上でできるだけ「作ってる人に親密感」がわくような物が良いかと思いますが、このあたりはまた改めて…
それはともかく、是非一度ご覧下さい(^_^)
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