"Meta Description"はどんどん重要になる~集客の目線
"Meta Desctiption"というものがあります。
SEOをやったことのある方はおなじみのものだと思います。
具体的には各WEBページの中にHTMLタグで以下のように埋め込まれている部分です。
<meta name="description" content="続いてSMX(SearchMarketingExpo)2011ネタです。 今度はモバイルマーケティングのセッションについての記事をご紹介します。" />
一般的に「ページの概要」を示しているものとされます。
今回「Meta Description and Content Management Systems」に触発されて書いた記事です、重複する点ありますがご容赦ください。
検索エンジンの順位付けには関係ない
この"Meta Desctiption"ですが、以前はここにキーワードを入れておくと検索エンジンでの順位が上昇していたこともあり、キーワード詰め込みなどのスパム温床になっていました。
そのため、Google側で明確に"Meta Desctiption"は検索エンジンのランキングに関係ない、というアナウンスがなされ、恐らく他の検索エンジンもそれに追随していきました。
でも"Meta Desctiption"は集客のためには大事
結果として、descriptionスパムは減っていきましたが同時に「何を入れても意味がない」ということで、みな同じ文章を入れてしまったり空っぽにしてしまう、という方も増えてしまっています。
これは、集客のためにはよくありません。
具体的には
- 検索エンジンの結果に出てくる文章(スニペット)
- ソーシャルブックマークサイトでの紹介文(サイトによりますが)
- Facebookでページが紹介されたときの紹介文
に使われる為、重要という事です。
特に最近はソーシャルメディアで紹介されることが多いので、Facebookの件は重要です。
"Meta Desctiption"が設定されていないと?
Desctiptionを設定していないと
- 検索結果に表示される文章(スニペット)には、検索キーワードに関係する文章が自動的に抜き出されて表示される
- ソーシャルブックマークでは紹介文が空っぽになる(サイトによる)
- Facebookでは、紹介文が空っぽになる
という状態になります。
ページを紹介し合うことが増える今後のソーシャル時代を考えると、必須
情報があふれている今、きちんとその情報についての説明やト書きをしないと誰もコンテンツを読んでくれません、というよりも目に入ってきません。
人間の感覚は、自分が興味のあることに対してしか働かないらしいので(発見力などにつながる話ですが)、文字として出してあげないとそもそも比較対象にならないんですね。
なので、きちんと設定することをおすすめします。
Facebookが端的に表しているのですが、Facebookでサイトを紹介しようとすると自動的に画像と紹介文が出てきます。
ここの紹介文、とても重要ですよね。
Facebookを見ている時を想像してみてください。きっとここの紹介文とタイトルが目に入って、クリックしたことも少なくないのではないでしょうか。
では何も無いと…
魅力無いですよね(^_^;
紹介する方が書き加えてくれることを期待してはいけない
でも、紹介してくれるんだからなにかその人が書いてくれるんじゃないか、と思う方もいるかもしれません。
しかし実際は「ほぼ書いてくれない」です。
それどころか、「紹介文がおかしいものがでたら紹介することをやめる」人、もいます。
- 紹介すると言う事は、多少なりとも紹介する側のメンツがあり、ソーシャルな人間関係の中ではおかしなものを紹介してしまう事への抵抗がある
- 日々大量のコンテンツを消費しているので、少しでも手間がかかるとやめてしまう
の2点が大きいです。
動画や画像については、サービス提供側の対応が待たれるところ
同様に、画像や動画を紹介することがあると思います。
これはサービス提供側がアップロードされた動画や画像について、投稿時のタイトルであったり説明文をセッティングしてくれるかどうか次第です。
名前は挙げませんが、サービスによっては、常に自社の宣伝文句が並んでいる同じtitleとdescriptionであったりします。
このあたりは早急に改善して頂きたい、というかこれからはそういう所がユーザにとって使いやすく・人気が出てくると思います。
さすがYoutubeはこのあたりうまくやっています。
※これを見ると微妙にTitleタグと違うような…?
終わりに
検索エンジンのランキングに関係ないからといって、descriptionが不要になったわけではありません。
むしろ、情報過多の時代において読む人を引きつける、伝わって欲しい人に伝えられるようにきちんとdescriptionをつけるべきです。
そしてそれは、結果として集客につながっていきます。もしかしたら、上位表示するよりもこれによってCTRが上がることの方が効果が大きいかもしれませんね。
無料「ウェブ解析ガイドブック」のご案内
アクセス解析やウェブサイトの現場での運用について書いた初心者向けガイドブック、『「現場で使える」WEB解析入門』をリリースしました。
企業でウェブ解析を内製化したい!ノウハウを溜めたい!というあなたにぴったりです。約3万文字、ぜひ会社に一冊どうぞ。
無料でダウンロードできますので、ぜひお持ち帰り下さい。印刷も自由です。(^-^
WEB戦略ニュースレターで、さらに定期的にノウハウを