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AmazonArtistCentral(アーティストセントラル)の実際の管理画面はこれだ

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我有氣球...哈!以前に記事[Amazon Artist Central は中小アーティストの救世主となるか?そしてその使い方は]でご紹介したAmazonのArtistCentralですが、私自身残念ながらCDを出していない身ですので、管理画面などは分かりませんでした。

ですが、知人のアーティストが登録を行いましてその経過が、ある程度分かりましたので、ご紹介したいと思います。

※まだまだローンチ段階で、人によってぶれがあると思いますが、そこはご承知置き下さい、。

大きな流れ

大きくは以下の流れになるようです。

1:まずは管理画面に入る

管理画面はこちらです。https://artistcentral.amazon.co.jp/welcome

Aacl_01

ここから、「サインイン」をクリックしてAmazonアカウントでログインします。これは、特別なアカウントではなく、普段物を買うアカウントでOKです。

そうしますと、まずはどのアーティストのアーティストセントラル(Artist Central)を作成するかを聞かれます。管理画面上では「アーティスト申請」というものをまず求められます。

2:アーティストとの関係を入力し、申請する

そこでそのままアーティスト名を入れますと候補が出ますので、そこで希望のアーティストを選ぶと、そのアーティストとの関係を聞かれます。

Aacl_02

その後は、Artistのレコード会社との関係等を入れていくと、申請が完了します。
本人であったりマネージャーであったり、レコード会社が絡んでいれば、メールアドレスを求められますので、代表メールアドレスないし適当な担当メールアドレスを入れて下さい。

ただし、必ずしもレコード会社に申し込みがいくわけではないようです。場合によっては、申請したことを本人が書いていることがほぼ確実であろうブログで書いただけで、本人確認完了となった場合もあるようです。(基準は不明)

3:アーティスト情報管理ページが使えるようになる

アーティストセントラルに載せる情報を管理するページが使えるようになります。
ただし、承認がおりるまでは、実際にAmazonに掲載されません。

Aacl_03

なので、その間にコンテンツをどんどんいれてしまいましょう。

この画面を見ると、以下の機能が使えるようです。

  • フルストリーミング用のトラック
  • ビデオの配信(YouTube連動
    ※「対応可能なビデオのフォーマットはmpg、wmv、mov、flv、aviです。収録時間は10分以内で、ファイルのサイズは500MBを超えないようにしてください。」という規定のようです(09/21追記)
  • 画像の追加
  • Twitterの追加
  • バイオグラフィーの編集

初期メンバーに提供されていたアンケートなどはどこで設定するのかな…まだ深掘りしていません、不明です。

4:承認が降りるのを待つ

話を伺った方は、大体1週間くらいかかった模様です。
平均してどうかは、分かりません。

SEO的にはどうなる?

SEO的には、ソースを見ると

  • <title>Amazon.co.jp: 【アーティスト名】: アルバム、ディスコグラフィー、バイオグラフィー、写真</title>
  • <meta name="description" content="Amazon.co.jp のアーティスト名】ストアでアーティスト名】のアルバム(CD、レコード)やricolaに関連した商品(DVD, 本、アパレル)をお買い求めいただけます。 写真や、バイオグラフィー、コミュニティーもご覧ください。" />
  • canonical設定有り

悪くないですね(^-^
Amazonのドメインパワーを考えると、アーティスト名で検索したら上位表示は確実と言えるかもしれません。

終わりに

もう少しごちゃごちゃしてるかと思ったのですが、結構あっさりと終わりそうです。

改めて考えてみて、やっぱりこのアーティストセントラルは有用だと思うんですね。

理由は大きく4つ

  • アーティスト名で検索した時に、オフィシャルサイトと一緒にAmazonが表示されるようになると思われる。これはシナジー効果がある
  • Amazonというだけで、お客さんに安心感を与えられ、CR(コンバージョンレート)が上がりやすい
  • 決済までシームレスに繋がるので脱落率が低い
  • 丁寧に作り込めば、かなりオーソリティを演出できる

普通のビジネスで言えば、例え小さな雑貨の小売りメーカーでも、楽天にメーカーとしての特設ページが無料で作れるようなものです。

とは言え、作ればいいって衣言う物ではないのはWEBサイトと同じ。
メインのユーザ層が何を求めているか考えて、それに合わせて更新していくことは必須ですね。

ライブをやった際に、アーティストセントラルのページを印刷して、一緒に配るだけで全然違うと思います。

ちなみに、まだ携帯電話からの対応はできていない模様。
ここがキモですね、Amazonに期待です。

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