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鳥のように高いところからの俯瞰はできませんが、ITのことをちょっと違った視線から

MacBook Airの印象 その3

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 MacBook Airを使い始めて一週間。新たにインストールしたソフトウェアはNeoOfficeくらい。その代わりでもなんでもないが、TimeMachine機能を存分に使いたいがために、奮発してTimeCapusleの1TB版を予約してしまった。

 Airを使っていて思うのは、なるべくこいつにはケーブルは接続しないで使いたいということ。USBケーブルを挿してDVDドライブをつなぐのもの面倒、USBメモリを挿すのも面倒。いっそ、電源ケーブルさえどうにかならないのかと思ってしまう。こういう割り切った考え方もつ人にだけ使って欲しい、とAirが言っているような気さえしてくる。このあたりのことは、林信行さんの「MacBook Airから見える新しい風景」という記事を読んでいただくと感覚的に理解してもらえると思う。

 実際、USBのポートはめちゃくちゃ使いにくい。挿せるようには作ったけど、できれば挿してもらいたくないんだよねぇという主張が強く現れている。そういうわけで、TimeMachine機能を使うには、外付けのUSB接続HDDは絶対に使うもんかと思ってしまった。なんだか、Appleの術中はまっているような気もしてくる。

 ソフトも無駄なものは極力入れるまいと心に決める。少ないHDD容量に合わせた使い方をすればいいわけで、HDDがでかいからとなんでもかでも入れておいても、結局は数年間一度も開くことのないファイルがぞろぞろあるなんてことに。極力つながない、極力入れない、いらなくなったら消すという使い方は、割り切ればそれはそれで結構快適なのかもしれない。

 いまのところこの割り切った使い方に強く抵抗しているのが、じつは同じAppleのiPodの存在だ。こいつはUSBで接続せざるを得ない。iPod tuchはWi-fi接続を持っているが、まだWi-fi経由でのiTunesとの同期までは実現できていないようだ(やがてできるようになりそうだが)。iPod nanoはつなぐしかない。これはやっぱりカッコよくない。

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