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辞めて責任をとる

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 安倍首相辞意表明の記者会見のTV中継を見ている。安倍首相、映像アップになるとちょっと涙目に見えるのは気のせいだろうか。

 相当なプレッシャーがあったのだろうとは予測されるが、臨時国会で所信表明した直後というのはどうなのだろう。結果はどうあれ、この国会を終えてから辞めるというのが、誰でも考えるところではないだろうか。このタイミングであっても、新しいリーダーに委ねたほうがいいのでは、と安倍氏は判断したとのこと。自分が障害になるといった言葉もあった。

 個人的感想だが、責任の取り方として、このタイミングでの辞意表明はいかがなものかと思う。首相という立場の人が、スキャンダルでもないのに。とはいえ、すでに決まったことのようなので、このあとの展開が日本という国の政治にとって、少しでもいい方向に向かってくれればと思うしかない。

 このような状況で後を引き継ぐことになる人も、相当なプレッシャーのなかに置かれることになるだろう。厳しい目こそあれ、国民が温かい目で見てくれるとはあまり思えない。せめて、辞めて責任をとるというような事態に、ならないことを願うところだ。

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