もっと議会改革を
めんそ~れ!
株式会社アイセック・ジャパンでは、昨年度から、佐賀県武雄市とタイアップして、議会改革の一つとして、議会のライブ字幕と議事録の速報版を提供しております。
佐賀県武雄市と言えば、ご存知の方も多いと思いますが、市立図書館の運営をTUTAYAに任せて大成功している市で、樋渡市長はアグレッシブな市長として有名です。
当初、伝統のある図書館を民営化することに対して、かなりな抵抗がありましたが、Tポイントカードの導入やスターバックスのオープンなど、非常に現代のニーズに合った施設となり、人気を集めております。
武雄市は人口5万人程度の市ですが、昨年4月にTUTAYAに運営を任せた図書館をオープンしてから、1か月で17万人、一年足らずで100万人の入場者を記録いたしました。
その武雄市が、アイセック・ジャパンの「e-ミミ」サービスを議会に取り入れております。
当初、高齢者や聴覚障がい者などの公聴権に応えるために、導入をお願いしましたが、残念ながら、市長の関心を引くことができなかったのですが、「実は、同時に議事の速報版ができてるんですよ。今までの議事録は一般的に発効までに3ヶ月くらいかかっていたのが、この仕組みだと当日に提供することができます。」と、説明させていただいたときに樋渡市長の顔つきが変わりました。
「ビデオなども導入しているが、見ている人はほとんどいない。議事録は、3か月後に出てきても意味がない。開かれた議会にするためには、そういう仕組みが欲しかったんだ。」
といっていただき、すぐに導入の運びとなりました。
その後1年以上がたち、武雄市議会は開かれた議会として、市民の評価も高く、著名な評論家などからも高く評価されております。
弊社には、武雄市の取組みについて、お問い合わせをいただきますが、残念ながら議会改革に取り組んでいこうとする市町村はまだ出てきておりません。
議会の公開について、「ビデオでの公開をしているからよい」との意見を言う方もいらっしゃいますが、「本当に3,4時間もビデオを見ると思いますか?」と尋ねたいですね。
そういう意味でも、樋渡市長の決断に拍手を送りたいです。
「e-ミミ 議会編」のビデオです。