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中小企業の開発者は会社で何をしているのか

製品開発の原動力はパートナーさん?

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昨年は忙しすぎて、新製品を発表できませんでした。

開発は進んでいるのですが、現在も相変わらず忙しくてなかなか目処が立たず、メンバーも苦労しているようだったので、
今日は一番期待してくれている販売店さんと打ち合わせ後、軽く飲みに行ってきました。

当社の良い面は、(技術的に)面白そうなことは、すぐに着手してプロトタイプを作れる好奇心と開発力があるところです。
しかし、マーケティング担当や、営業専門がいないため、それをどのように活用するか考えることは若干苦手です。

また、技術にこだわりがあるメンバーばかりなので、
完璧な状態にならないうちは、恥ずかしがって人に見せたがらないこともたまにあります。

実は、開発中のプロダクトは、1年前にはプロトタイプのα版のようなものはできていたので、
誰かに見てもらおうと思えば、見てもらうことはできましたが、
基本仕様以外の仕様がなかなか固まらず、宙ぶらりんになってしまっていました・・・

まぁ、私がゴルフ練習場の現場に行ってばかりで放置してしまった面も多々あるのですが・・・

そこで、今日は実際の開発メンバーも一緒に打ち合わせ&飲みに参加して、たくさんの話をしました。
パートナーさんからは、「どういう機能があればうれしいか」、それ以外に、「どういう状況でその製品を提案したいお客さんと出会ったか」、といった、
社内で開発をしているだけではなかなか知れない情報も教えてもらえました。

当社の製品の良い点、メンバーの良い点など、褒めてもいただきました。

こういう話ができると、自己満足で作っているとき以上のやる気が出ると思うんです。

製品として世の中に出せるレベルの商品を作るのは、大変な作業です。
そんなときこそ、やる気が重要で、
そのやる気を出すための原動力は、社外の人の声なのではないかなと思います。

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