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中小企業の開発者は会社で何をしているのか

巻き込み術?

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ゴルフ練習場の打ち合わせに行ってきました。

今日は建築工事とシステム両方の打ち合わせだったので、言葉通り身体が足りなくなってしまいました・・・
まず、工事については、販売店さん、建築会社とが中心です。
通常の建築工事であれば、建築会社さんの専門分野なので、プロにお任せでよいのでしょうが、
ゴルフ練習場の設備、特に当社の設備はかなり特別な工事が必要となるので、綿密な打ち合わせが不可欠です。

システムの打ち合わせは、従業員さんとが中心で、
現在入っているシステムの概要、今後の営業方針などをヒアリングし、新システムの要件を整理して開発内容に盛り込んでいきます。
SEの仕事ですね。
こちらも綿密な打ち合わせが不可欠です。

建築、機械設備からシステムまで幅広い専門知識が必要ですので、全部一人でしていると、カバーする範囲が広すぎて要件が漏れてしまうことが怖いです。
そこで、システムについては、以前から開発で活躍してくれていた、M君と一緒に打ち合わせに参加してもらってきました。

さて、今日は両方の打ち合わせがほぼ同時刻で進んでしまい、
システムの方には参加できなく、M君一人で進めてもらっていました。
M君はゴルフ練習場システム専属ではないのですが、今ではかなり詳しくて、一人でも専門的な打ち合わせができるようになってきました。

ポイントとなったのは、展示会の手伝いをしてもらったり、
私が要件をまとめたソフトの開発をしてもらったり、工事で人出が足りないときに手伝ってもらったり、徐々に興味を持つように働きかけ、巻き込んでいったことだと思います。
知らないことをいきなり手がけるのは苦痛ですが、
興味をもったことについての理解は早いものです。

上記土台がしっかりしてきたら、少し卑怯かもしれませんが、
「俺一人だと手が回らなーい><」というアピールも大事かもしれません?
今日のように、身体が足りなくなりそうなとき、細かな時間調整をするのではなく、
「○○の打ち合わせで手一杯になりそうだから、□□は君の方で進めておいてほしい」とすると、「そっかー、俺がしっかりしなきゃ!」となるような気がします。

うまく巻き込むということが責任感をもって、なおかつ楽しく仕事を進めるようになってくれるこつなのではないかと思います。

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