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中小企業の開発者は会社で何をしているのか

中小システム屋の活躍はまだまだあるぞ

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一通りIT(という曖昧な言葉は嫌いですが・・・)は普及して、今後は爆発的に仕事が増えることがなさそうな今日この頃ですが、
業界によっては、まだまだ活用しきれていない現状もあります。

例えば、私のお客さんであるゴルフ練習場さんなどは、
名刺にメールアドレスが書いてあればかなり先進的な方です。

一般的には、FAXと携帯電話が多いです。

しかし、この業界でも「Wi-Fi APを設置してお客さんに公開したいけど、よくわからない」といった相談があったり、
「レッスンを携帯電話で予約したりしたい」という相談があったりして、少なからずITに興味がある方はいます。

ゴルフ練習場以外でも、小規模な営業形態の店舗などでは、こういった「興味はあるけど、どうすれば良いかわからない」というところは多いのではないかなぁと感じます。
しかし、こういった企業や店舗は、現状に困っているわけではなく、予算が潤沢にあるわけでもないため、単に提案するのは難しそうです。

当社の不正接続検知/排除システムIntraGuardian2はこういう小規模な事業所をターゲットにして、値段をかなり安く設定したのですが、そもそもセキュリティで困っていないため、結局は顧客の中心は大企業でした。

ところが、何かのきっかけがあれば(例えば、当社ではゴルフ練習場用の機械を導入していただいたり)、その他のことも提案するチャンスはありそうです。

そういうチャンスをうまく掴めば、結構面白いことが提案できそうだなぁと思う今日この頃でした。

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