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中小企業の開発者は会社で何をしているのか

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今日は久々に、製品関連事業発足メンバー(社長、製品リーダー、私)で新しい製品関連の案件の打ち合わせに行ってきました。
このところ、私は製品関連以外の仕事が多かったので、初心に返ったような感じでした。

その帰り、社長に「みんなプレゼンうまくなったね」と言われ、私はほとんど話しをしませんでしたが嬉しかったです。

学生の頃の発表は、無駄に長くてひんしゅくをかったり、
仕事では、丁寧な言葉を使いすぎて意味のわからない言い回しになったり、いろいろありました。

今それなりに話せるようになったのは、沢山場数を踏ませてもらったからかなと思っています。
製品関連の事業は、ゼロからの出発だったのでとりあえずやってみるしかなく、沢山の人の前で話しましたからね。

社内では、プレゼン力向上のため、持ち回りでスピーチをやっていますが、やはり社内で細々とやるのと、
実際では大きな違いがあります。

さて、自分ができるようになったら、他のメンバーもできるようになってもらいたいものですが、
今度はこれが難しいのですね。

自分たちは、右も左もわからず猛突進で覚えていったのですが、ある程度軌道にのると、思い切ったチャレンジはできなくなります。
当時は、作った製品100個売れたら今後事業として考えてやる。といった感じだったので、
まずはよくわからなくてもやってみるしかありませんでした。
それが、今では一つの商談で100個単位になってくると、失敗できなくなってしまいます。
すると、他のメンバーに任せるのは怖くなってきて、成長の機会を奪ってしまいます。

しかし、経験からではないと成長できないこともあるので、うまく調整して機会を奪わないようにしなくてはなりませんね。
難しいですけど。

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