時代の流れに乗ってソーシャルゲームをはじめてみた
昔々はゲームを作りたいためにプログラミングを覚えようとしたほどですが、実はそんなにゲームは得意でもないし、あまりやりません。
今は以前にも増してゲームをやらなくなりましたが、
クリエイターというものに憧れていたので、最近のゲームの値崩れはなんだか悲しいものがあります。
基本無料のソーシャルゲーム(言葉合ってますか?)なんてきっとつまらないのだろうと思っていました。
しかし、IT屋さんたるもの、時代の流れに乗り遅れるわけにはいきません。
まずは自分でやってみた上で語らないといけませんね。
というわけで、ちょっとやってみたわけです。
#大げさに書いていますが、実際にはなんだかさわってみたら面白くてついついハマってしまっただけです・・・
やってみてわかったことは、こういった無料のゲームは非常にシンプルで、まずは難しい事を考えないでもできるということです。
とりあえず何となく触っているだけで、やりかたがわかりました。
昔はゲームをやるということには、
・ゲーム機を買う(お金がかかる)
・ゲームソフトを買う(すごく高い)
という行為が必要で、そもそもやる人は「ゲームやるぞ!」という意気込みをもって取り組んでいたわけです。
それと比べると、無料のゲームのターゲットは、インターネット環境をもった人にとりあえず遊んでみてもらって、
気に入ったら(ハマったら)そこからお金をもらおうという感じがしました。
私がやってみた感じだと、お金を払わなくても先に進めますが、払ったらより楽しめそうです。
あと、シンプルだからこそ、空いた時間でついつい遊んでしまうという感じでしょうか。
結構重厚なゲームって疲れるので、長時間できないんですよね・・・
料金設定も1アイテム100円くらいなのであまり抵抗なく払えます。
昔のゲームは12,800円とかでしたので、かなり気合いを入れないと買えませんでしたからね。
しかし考えてみると、ちょっとしたアイテムが100円くらいとはいえ、128個買うと12,800円なんですよね。
やり込んでいくとあっという間にそれくらい使ってしまいそうですが、気のせいでしょうか。
なんとなくユーザーがそのあたりに気がつくと、また今までのようなゲームが流行ってと、時代は繰り返しそうな気がします。
話はかわって、せっかくゲームの話題なので昔友達と書いたゲームのソースを発掘してみました。
レトロですねぇ
テキストアドベンチャーゲームです。
本当はJRPGのようなものを作りたかったはずですが、技術力不足でこんな感じになってしまいました。
15歳くらいの時だから仕方が無いですね・・・
しかも、根気が続かなかったので、すごく短いです。
ソースをみてみると、これまた酷いものです。
当時は既にANSI Cの時代だったはずですが、K&Rスタイルです。
/* 時間を遅らせる */ void time() { int time;for ( time = 1; time < 32768; time++ ) ;
}/* カーソルを移動する
行の範囲は 1〜25 まで
桁の範囲は 1〜80 まで
範囲外の値はリターンコード−1を返す */int cursor(a, b)
char a, b;
{
if ( 1 > a || a > 25 ) return -1;
if ( 1 > b || b > 80 ) return -1;printf("\x1b[%d;%dH", a, b);
return 0;
}
time()という標準Cライブラリと同じ名前の関数で、しかも内部で使っている変数名がtimeで、更にビジーループというのが・・・
しかもこのコードはヘッダファイルに書いてあるんですよ。
本体ファイルはもっとすごくて、gotoの嵐です。
当時はまともなプログラムなんてどうすれば書けるようになるか全くわからなかったのですが、
大学生くらいになると、ネットワークゲームとか作ってみて、今は仕事でIT屋さんなのですからなんとも不思議なものです。
ちなみに大学生の頃のネットワークゲームも相当酷くて、今では読むこともできません。
すごいif文のネストです・・・
なんだか昔を振り返っていたら、ゲームを作りたくなってきてしまいました。
せっかく当社にはゲームプログラマを目指しながら、何故か普通のIT屋さんに就職しまった田中物語の田中君がいるので、なんかやってみようと思ったのでした。