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キュレーター的人材が求められる超情報化社会

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昨年の中盤くらいからFacebookでの情報発信に注力したのでブログの更新などが滞っていました。

コミュニティでテンポよい双方向性を保てるFacebookでの情報発信がブログよりも私のビジネススタイルに合っていると感じているので、ついついブログの更新が滞ります。

Twitterやポータルサイト、リーダーなどで得た情報に自分のコメントをつけて発信すると、自分よりも人生経験が豊かな先輩たちからのコメントが入る、ビジネスパートナーからビジネス協業のDMが届く、お客さまなどがリツイート、シェアしてくれる、そんな情報収集、情報編集、情報発信、情報収集、情報再発信という流れを楽しんでいました。

私は情報を講演やセミナー、Webなどで情報発信をするのが仕事なので、この流れは大歓迎なんですが、一般の人たちはどうなんだろうか?とも感じています。

ノートパソコンを見る笑顔の家族 - 写真素材
(c) Ryo.WATANABEストックフォト PIXTA

情報の洪水の中で疲れていないのだろうか?

ソーシャル疲れなどの言葉もありますが、始めたころは楽しいのですがその楽しさも継続していくのは難しい部分もあります。

ソーシャルメディアをビジネスにしている人、ソーシャルメディアでビジネスが拡大している人は、仕事のツールとしての見方が出来ていますので大丈夫ですが、仕事との関係性が見いだせていない人は疲れてくるかもしれません。

個人利用というスタンスで気楽に使うことにするか、ビジネスでの効果をどのように求めるかというゴールイメージを早い段階で明確にすることが必要になるのではないかと感じています。

私たちでも、ちょっと気を抜くと自分が保有している情報が陳腐化して、それを講演などで話している自分が恥ずかしくなったり、それを発信している自分が情けなくなったりします。

情報をビジネスの商材にしている立場としては、この超情報化時代は生きていくためには常に最新情報をキャッチアップしておかないといけない時代でもあります。

そんな人も増えていると感じています。

従来は書籍に書いてある情報、マスコミが提供する情報をしっかりと押さえておくと、ある程度の期間は情報発信者としての地位が守られたようなところもありました。

大学で講義をする
イベントで講演をする
自分が本を出版する

このようなことも創業以来、私自身も経験してきました。

しかし、昨年の東日本大震災以降、マスコミが発表する情報(国が発表させる情報)がいかに操作されたものかということが国民皆が知りうることになりましたし、そのタイミングでソーシャルメディアが爆発したので口コミでの情報流通の持つ力が従来型のメディアを脅かすくらいの成長をしています。

ただ、同時に詐欺的な情報やデマ、信ぴょう性が保証されない情報を自分のメディアリテラシー力で判断しないといけない状況にもなりました。そこでも疲れが出てきているのかもしれません。

私自身も原発関連の情報については、どの情報を信じるべきかを今も迷っています。

ノートパソコン パソコン  - イラスト素材
(c) soranoiroイラスト素材 PIXTA

何を信じるべきなのか?

情報は氾濫していて、混乱してしまいます。

判断をするために情報を収集するんですが、情報の量が人間が処理できる量を超えている。

その情報源が例えその分野の有識者であっても、その人の知識は本当に正しいのだろうか?ということまで反論の情報を収集すると感じてしまいます。

正解が無いのは理解していますが、最適解、納得解を導き出すまでに時間をかけ過ぎていると、次の展開になっています。

その中で、キュレーターの存在がクローズアップされていると感じますし、そのキュレーターとの関係性の構築をソーシャルメディアで行うということになるのかもしれません。

ビジネスの最前線で戦っている人にとってソーシャルメディアの持つ役割というのはそこにあるのかもしれません。

私も自分に最適なキュレーターを探す必要がありますし、私自身がある層に対してはキュレーターになりたいと考えています。

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