今この瞬間に少し幸せになるとしたら何をしますか?
あ~・・・、わたしのせいで・・・
え~・・・、わたしはわるくないですよ~
仕事をするうえで、人はいろいろな感情で動いています。
責任感が強く、「自分のせいで」と考えてくれる人には、大きく伸びる可能性を感じます。しかし、その一方、あまりにも自分を追い込みすぎると、精神的なバランスを失ってしまいます。
頑張っている自分が好きだけど、都合が悪くなると「周囲のせいで」と、うまくいかなくなった状況の責任転嫁をする人は、最終的にはやはり何もできない自分に嫌気がさしてしまって精神的なバランスを失ってしまいます。
どのような「考え方」で仕事に取り組むのか?
仕事人間になりたくない
仕事とプライベートのバランスを保ちたい
楽しい仕事をやりたい
・・・
その通りだと思います。
短い時間で成果を出せる人間になりたい
仕事で成果を出してその結果として勝ち取ったプライベートの時間を有意義に過ごしたい
どのような仕事でも楽しく感じる自分でいたい
とも訳することもできますが、
仕事は辛いのでやりたいくない
仕事には集中できないが時間は正確に区切ってほしい
楽しい仕事しかやりたくない
という感覚の人が日本は増えてきたようにも感じます。
海外という言葉が示すように、大陸からうまく離れた島国で「大国の傘の下で」経済成長だけに力を入れればよかったという保護された状況で醸成された感覚が、いま大きな負の遺産として多くの企業を苦しめています。
しかし、今日の午後訪問した企業は創業120年を超えた中小企業ながら、新卒採用にこだわり、次世代の自社像を描いてがんばっていらっしゃいました。
私たちが帰るときには事務所の全社員が立ち上がり気持ち良い挨拶をしてくれます。
その社長が言いました、
「このまま新卒採用を続けて企業風土を変えていくと負ける気がしない」
たしかに、大手企業を含めて多くの企業が、本来考えないといけないこととは違うところで迷ってしまって組織に閉塞感が漂っています。
迷わずに前に前に進んでいる企業が負けるわけありません。
そのような企業の支援をできていると考えると「幸せ」を感じることができます。