タスクチームのススメ(5):「場当たりな対処」と「問題解決」をはき違えていませんか
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ITmediaエンタープライズに、連載5回目が掲載されました。
『タスクチームのススメ(5):「場当たりな対処」と「問題解決」をはき違えていませんか』
タスクチームで必要なことは、与えられた課題の分析と問題の特定、そしてアクションプランの策定と実施です。
そしてタスクチームで策定するアクションプランは、「対処療法」ではなく、「根本的な問題解決」でなければなりません。
対処療法と問題解決の違いは何でしょうか?
例えば、「肩が凝っている」場合に、マッサージに行くのは対処療法です。確かに一時的に肩の凝りは解消されますが、そのうちまた肩が凝ってきます。
問題解決とは、この「肩が凝っている」という原因そのものをなくすることです。
例えば、私のケースでは、肩が凝ることが続く場合、数日間枕を外して寝ると肩凝りがかなり楽になることが多いのです。無理な体勢で寝ることが原因のようです。このように、問題の発生原因を取り除き、問題が発生しないようにすることが問題解決です。
また、せっかく問題を特定してアクションプランを策定したのに、そのアクションプランが実施されないこともあります。
今回の連載では、これらの問題をいかに解決するかについて紹介しました。
第一回から今回までの連載で、タスクチームの推進に必要なプロセスは一通りカバーしました。
最終回となる次回の連載では、全体のまとめとして、タスクチームを推進する際に必要な心得について紹介します。
引き続き、よろしくお願いいたします。
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