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数字で語らないと、戦略構築を誤る

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思い入れ深く、ビジョンを思いで語ることは大切なことです。

しかし一方で、実際にビジネスを進める上では、思いだけではなく、数字で裏付けて語ることも極めて重要です。

例えば、ビジネス結果を反省する際、思い込み(=仮説)を主体に対策を考える場合があります。

しかし実際にデータで検証してみると、その思い込みは意外と間違っていることもあります。

実際、現在、今年から始めてきたプロジェクトの進捗状況確認と対策を講じるタスクを行っていますが、当初は問題点と考えていたいくつかの要因は、実データで検証してみると、実は問題点ではありませんでした。

逆に、データを詳しく検証していくと、今まで気付かなかった問題点が出てきています。

日頃、ビジネスの現場で仕事に取り組んでいる私達は、自分達のビジネスの問題点は、自分自身が全て分かっていると思い勝ちです。

しかし、一歩下がって、様々なデータを集めて時間をかけて検証することで、自分の思い込みが実は間違っていたり、逆に新しい発見を得たりすることもあります。

このような検証は、本来人任せにすべきではないと思います。実際にツールを操作するかどうかは別として、問題意識を持っている責任者自らが行う必要があります。

私自身も、現在、このような検証を時間をかけて行っています。数日間かけて、仮説検証を繰り返しながら地道にデータを様々な観点で見直す作業で、集中力が必要な作業です。

しかし、これは面白いですネ。

なぜ面白いかと言うと、今まで誰もが気が付かなかった新しい発見があり、その発見を元に、組織全体の戦略を再構築できるからです。

「常に事実と数字でモノゴトを語る」というスタイルを、日頃の仕事で身につけていきたいですね。

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