変わりつつあるクラシックカメラ市場
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小寺信良さんがITmediaで『変わりつつあるクラシックカメラの世界』という記事を書かれています。
私も15年程前までクラシックカメラにハマっていましたが、この頃はまさにオジサマの世界でした。
中古カメラ店にはどんよりとした、というか、ディープ、というか、独特の雰囲気がありました。当然、店の中には女性はほぼ皆無。
当時、パソコン通信の写真関連BBSで管理者をしていました。女性の参加者も多くオフ会で撮影会等も企画していたのですが、コアなクラシックカメラを嬉しそうに見せ合っている一団に対して、女性はややひき気味でした。
小寺さんの記事では、「オンナのクラカメ道」というブログを主宰されている入倉さんが紹介されています。
最近女性のクラシックカメラ愛好家が増えているとか。私自身は、デジタル化が進んだ最新カメラに対して、アナルグな温もりを持つクラシックカメラに「癒し」を求めているような印象を受けました。
そう言えば、久し振りに銀座レモン社の中古カメラ店に行きましたが、場所が変わり、広々として明るくいい感じの店内になっています。最近中古カメラ店にも女性の姿を見かけることが多くなりましたが、この市場の変化を見据えてのことかもしれませんね。
中古カメラ全体の相場も、一時期と比べて下がっています。以前はLeica M5の中古は20万円以上でしたが10万円台に下がっていますし....。アルパが高いのは残念ながら相変わらずです。
最近、私も撮影はデジカメ主体ですが、たまには学生時代の愛機だったCanon 旧F-1にFD35mm/F2とFD 85mm/F1.8の2本を携えて、スナップ撮影に出かけるのもいいかな、と思った次第です。
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