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世界を変える何かは、既に近くにあるかもしれない

ブラウザの夜明け

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4月の終わりに大学で講義するための資料作りの一環として、Webの黎明期について調べています。

最初のWebブラウザは、Webの創始者Tim Berners-Leeが1990年に作ったWorldWideWebというシステムだそうです。昔一世を風靡したNEXT OSの上で、Objective-Cで書かれていました。その後、1993年にイリノイ大学の国立スーパーコンピュータ応用研究所(NCSA)でMarc Andreessenを中心に開発されたMosaicが出て、世に衝撃を与えます。当時私は、とある大学の情報基盤センターに、政府系白書のテキストマイニングシステムを導入するプロジェクトをやっていて、リースのSUNのワークステーション上でプログラムを書いていました(私の周りには、当時一台もSUNのマシンがなかったのです :-))。その時、Javaでエージェントのプロジェクトをやっていた先輩から、Mosaicを動かすからマシンを貸してくれと言われて、一緒に眺めたのがMosaicでした。sortを行うプログラムが実際に埋め込まれた論文を表示するデモを見たのを今でもよく覚えています。ちなみに、このMosaic、NCSAから今でもダウンロードすることができます(私のWindows環境ではうまく動きませんでしたが...)。その後、前述のMarc AndreessenとSGIの創始者であるJames Clarkらと創業したNetscape Communications Corporationがリリースしたのが、Netscape Navigatorでした。1994年のことです。私がやっていたプロジェクトでも、Mosaicではうまく書けないブラウザとアプリの連携機能を実現するために、Netscapeに乗り換えました。すごく前のことのように思えますが、高々10数年前、私が会社に入ってからのことです。Netscape Navigatorの公式サポートは、今年の3月で終了したとのこと、なんだか寂しいですね。

そういえば、Webが流行する前には、ミネソタ大学が開発したGopherというテキストベースの検索システムがありました。文字リンクをたたくと別のテキストが表示されるというものです。これはこれで面白いなと思ったのを覚えています。

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