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リーンインテグレーションについて-1

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リーンという言葉をご存知でしょうか?トヨタなどで行われてきた、いわゆる乾いた雑巾を絞るマネジメントなどに使われます。

単に英語に訳すとケチとかいう言葉になってしまうかもしれません。

このリーンに対して、リッチという言葉があり、リッチコンテンツという言葉などでなじみでしょう。KindleやiPadの登場でメディアの世界はもっとリッチにダイレクトに製品やサービスを訴求する方向へ行くでしょう。

コンテンツはリッチでも、システムにそうそう投資をするわけにはいきません。必要最小限の投資で、となるわけです。これは、IT部門にとっても、ITベンダーやSIerにとっても頭の痛い課題ではあります。が、よくよく考えると、システムをリッチにしてもビジネスにつながらなければ意味が無いわけで、そこにビジネスの活路を求めるのではなく、システムは最小限にしつつ、継続した投資を促せるようにROIを見えるようにしていかなければなりません。

景気が悪いこと(米国などはよくなってきているようですが)の理由がシステム投資を抑えているのではなく、いままでリッチだったのではないでしょうか?お客様に価値をお届けできるかそれが大切かと思います。

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