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オンデマンド流行ですな

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あるドイツ系ERPベンダーが、オンデマンドCRMサービスを提供すると発表。現在の収益源のクライアントサーバタイプのアプリケーションの採用を最終的な目標として、まずオンデマンド型を進めるという。とりあえず、進めるという姿勢が、ユーザに失礼というメディアの声も聞えた。

この話を聞いて、PCを代理店ビジネスによる間接販売で提供してきたコンパックがデルの攻勢に耐えられず直販モデルを提供したことが思い浮かばれる。当初営業サイドからはカニバライズ(相互のビジネスモデルシェアを奪い合い、マーケットでのシェアアップにならないこと)を気にする人ばかりだった。

結果はブランド名を変えることで、両方のブランドが成長した。合併のためにそのブランドは影も形もないが。この背景にはPCマーケットの継続した伸び、コモディティ化していく過程があった。

エンタープライズアプリケーションで同じことが起こるのだろうか?極めて難しいとおもうのであるが、見ものである。

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