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(017)指揮者小澤征爾さんの入念な準備(楽譜読み)に学ぶ

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世界的指揮者の小澤征爾さんは自らを"楽譜を読むのが仕事"と言われます。
作曲家の感情を伝える仕事、、という意味だろうと思います。

オーケストラの指揮者の楽譜(スコアという)は上からフルートから始まり、木管、管楽器、打楽器、弦楽器の順に全楽器の楽譜が書かれています。

小澤さんは楽譜読みのことを勉強、、と言われます。
Boston交響楽団の音楽監督時代から毎朝5時から9時頃まで楽譜を読まれて勉強されているそうで、今も同じだそうです。

5年程前、譜面を読むことに関してお話をお聞する機会がありました。
世界の小澤さんが"譜面を読み解くのに、"苦労している、、"と3回も言われるなんて衝撃でした。
小澤さんは本番の時に指揮台に譜面を置いてません。
1時間近い楽曲を総て頭に入れてしまうんです。

あれだけの地位にいる方が今なお作曲家の感情を読み取って聴衆の我々に伝える準備に命を掛けているのです。
追い求める執念と深みが違う、、、これが聴衆の魂をゆさぶる所以だと思います。

さて、営業の仕事に置き換えて考えてみましょう。
営業の場合楽譜に相当するのが社是、経営理念、お客様の中期経営計画であったり株主向けの決算報告だと思います。その経営方針や重点項目を演じる楽器が各部門という関係になるのかと思います。

筆者は企業の目指す方向性が公開されているのが中期経営計画書又は株主向け決算報告会資料だと思ってます。
経営の透明性が求められ今日、ROEの改善目標値や成長戦略を公表した方が有利な時代となりました。詳細にわたって書かれているのが中期経営計画書です。
中期経営計画への貢献度が低かったり曖昧な案件にはお金が出ないと思った方がよく、取り組んでいる案件が企業経営目標の何に関係しているか?よく読み込んでプレゼンテーションに織り込む必要があるのです。

お客様を読み解く、、ということは如何にお客様を深く知るか?ということだと思います。


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お客様を深く知る努力が成功の根底にあることは間違いないと思います。

その為には営業窓口だけではなく、広く他部門を渡り歩き関係を築いて、何が本当の課題なのか?クロスチェックするのです。
お客様を研究した中身がどの競争会社の営業よりも多岐であり深い!!
それは必ず成果に近づきます。
深く研究している、、ということは自信に繋がるのです。
小澤さんは入念な準備で譜面を全部頭に入れてしまってますから指揮台に目をやることはなく
終始オーケストラと対話して作曲家の感情を伝えているのです。
だから感動を与える演奏になるんだと思います。
我々営業もお客様に感動を与える仕事なんだと思います。
その過程で時には厳しいオブジェクションがあっても怯むことはありません、深く知っているからです。

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