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長い一日が終わりました

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金曜日は大きめの仕事が3連発でした。

まずは、Oracle Open Worldにて講演、例の「BI 2.0を目指した情報基盤の構築」 のテーマです。たくさんの方に来ていただけました。どうもありがとうございました。ちょっと盛りだくさん過ぎだった気も。もう少しテーマを絞って事例等を充実させた方がよかったかなーと反省しています。

次にOOW会場にて、来日中のサンマイクロのSVP, Strategic Insight Officeのラリー・シンガー氏にインタビュー。このインタビュー記事はITmediaエンタープライズ本体に載る予定ですのでお楽しみに。インタビューアー、写真撮影、テープ起こし、原稿書きまで全部一人でやっちゃいました (^_^;) サンのマネージメントのインタビューは今まで何回もやってますが、非常におもしろいことが多いです。やはり、根がエンジニアの人が多いですからね。今回も話は非常に盛り上がりましたが、どこまで記事にして良いものやら、ちょっと迷ってしまう内容でした (^_^;)

で、品川に移動して、@IT主催リッチクライアント・コンファレンスのパネル(BOF)に出演です。「SOAとリッチクライアント」みたいなテーマです。そもそも両者はどう関係があるのかとも言われてしまいそうですが、ややこしい話は全部サーバ側でやってクライアントは「窓」に徹すれば良いという発想だけではなく、クライアント側ももSOAPを話してSOAの世界に積極的に参入した方が良いのではみたいな発想も出てきているので、結構ホットなテーマかと思います。あまり話はまとまらなかったですが、話がまとまるパネルというのもパネルの意味がない(要はシナリオ通りに順番に話してるだけ)ので、まあ良かったのかなと。

話が発散しそうだったのでパネルではあえて言わなかったですが、発言しようと思って用意していた内容は、アダプティブ・クライアントという発想。帯域幅やユーザーの環境に応じてあるときはリッチ、ある時はシンで動き、ユーザー・エクスペリエンスはできるだけ共通にして、かつ、開発も1回で済むようなクライアント・アーキテクチャを望むみたいなお話です。さらに、携帯機器のような物理的に画面が小さいクライアントでも自動的にシステム側で面倒みてくれると良いですね。"Author once, view anywhere"という発想です。

まあとにかく3連発はしんどいです。真っ白な灰になりました (^_^;)

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