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IT業界にどっぷり浸かって40年以上現役です。温故知新。人にとってITとは何かを問います。

プログラム言語が消える日

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なぜ人間がプログラミング言語を覚えなければならないのか?
コンピュータなんだから、なんとかならないのかね?
まったくです!
そんな会話を今日の午後、元大成建設CIOの木内里美さんとしていた。

仕様書を与えることで、システムを自動生成し、実行するというツールが、すでにいくつか試みられているが、ほとんどが独自の世界を築いており、排他的で、自己完結的なものだ。
一番いいのは、仕様の書き方を統一して、各社実行エンジンは、それを解釈して実行する機能と性能で競ってもらうという方法だ。COBOLやjavaは、言語だが、各社のOS上で動く。ただ、こういった言語ではなく、もっと業務に近い仕様書記述方式を定め、そのルールで書いた仕様書を解釈して実行するエンジンがあればいい。
私は、仕様書記述ルールとして、アトリス社のPEXAが有力だと思うのだが、まだまだ一握りの人しか知られていないので、多くの人に知って欲しいと思っている。
PEXAは、但し日本人にしか受けないかもしれない。PEXAは、仕事をどうやってやっているのかを熟知している人がいるのが前提。アメリカのように人がどんどん入れ替わるような社会では、できあいのパッケージでないとだめかもしれないからだ。
XupperⅡも楽々FrameworkⅡもGeneXusもWgbyも、PEXAメソッドと連携できると、とてもいいと思う。到底無理だとは思うが。

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