パソコン自分史(終) やはり基本はシンクライアントではなくパソコン
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昔はホスト(ご主人)と端末だったのが、端末がパソコンになることで、サーバ(給仕)とクライアント(客)と呼ばれるようになり主客が逆転した。VB全盛時代は、熱病のようにユーザインターフェイスに凝った。それまでの鬱憤晴らしのように。しかし技術的にはできたが、ビジネスとしてはなかなか大変だった。それでWebに走ったわけだが、私は、本質的にはクライアント/サーバシステムは正しいと思っている。データの倉庫に対してクライアントから処理を要求するという形は自然だからだ。クライアント(人間)側が自由にデータにアクセスできる権利を持つのが正しいと思う。いま、その技術はさまざまに確立している。インターネットの上に構築されるC/Sシステムこそ、変化に強い、役に立つシステムが作れると思っている。そのためにはクライアントはまともなコンピュータでなければならないと考えている。
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