ビルゲイツの初来日
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ビルゲイツが初めて日本に来たとき、ホテルオークラでパソコン業界の重鎮を前に講演した。その内容で耳に残っている言葉がある。「ぼくは、ママが、ぼくが何をしているのかわからないんだ。ぼくはママがわかる仕事をしたい」だった。だから、パルアルトのゼロックス社のエンジニアが大挙してアップに移りLISAを開発し、次いでMACを作ったときは、すぐさまエンジニアを送り込んで、WordやEXCELを作った。多分MAC OSの技術を知りたかったのだと思う。そして、戻ってWindowsを作った。しかし、それは似て非なるもので、結局ビルゲイツはMACを越えることはできなかった。彼はやはりビジネスマンだったのだ。ビジネスを越えなければブレイクスルーはない。
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