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プログラミングでメシが食えるか!?

社長は技術オタク仕事ではなく社長らしい仕事を・・・

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相変わらず忙しくてなかなかブログを更新できていません。趣味ネタくらいならお気楽に書けるのですが、仕事ネタは精神的余裕がないとなかなか書けないもので・・・

たまたま出張中で、逆に時間と精神的に余裕ができたので、最近の仕事の様子でも書いてみようと思います。

昨年あたりから、

・IT関連製品のステージがかなり変わってきた
・メンバー構成もさらに強化された
・新しく加わってくれたメンバー達により新しい取り組みもどんどん生まれた
・ゴルフ関連事業もかなり業界内での位置づけが変わってきた

という背景から、私自身の役割が大きく変化してきました。以前は、回線事業者向けDHCPサーバ製品のProDHCPを中心とした尖った製品は私自身が何とかしている部分が多かったのですが、今のメンバー達からは「その程度の開発面の仕事はいくらでも任せて欲しい」「そもそも小俣さんがやっているとソース管理や品質管理が個人に依存しすぎ」と言われるようになりました。以前は不正接続対策システムのIntraGuardianシリーズでほとんどの製品関連メンバーがかかりっきりだったので、私が仕方なく?1人で何とかしていたのですが、IntraGuardianシリーズもドタバタ状態から脱却し、ProDHCPなども十分引き受けられる状態になったというのが背景にあります。

技術的には、古くさい手法しか知らない私が頑張っているより、様々な新しい手法を取り入れられるメンバー達が担当する方がメリットが大きいというわけです。私自信もまさにその通りだと思います!

一方で、「作ることは技術メンバー達にとってはたやすいことであっても、業界のニーズを知り、舵取りをしていくことは難しい」ので、私に対しては「せっかく現場経験も豊富で、お客さんとのつながりもたくさんあるのだから、そっちをやって欲しい」と言われる状態になりました。私としても嬉しい状態です。

残念ながら、まだまだ技術メンバー達が十分足りている状態までは行っていないのと、このところ何度か書いていたような、組み込み系・電子回路計はあまり経験がないメンバーが多いため、まだ私が目処をつけなければならない技術面も残っていたのですが、そのあたりもだいぶ目処がついてきたので、そろそろ本格的に私自身の仕事は技術面の細かいことより、舵取りに重点をおく状態になってきたという感じです。

まあ、私自身もともとオタクっぽい性格ですから、技術ネタで試行錯誤している方が気が楽なのですが、それではいかんということで、このところは技術仕事はだいぶ手を出さないようにしつつあります。

今日も早速お付き合いの深い回線事業者さんの所を訪問し、細かい実案件の相談もあったのですが、それ以外に、当社の特性を活かしていくとしたらどういうあたりが魅力的?というあたりをじっくり教えていただいたりしました。現場仕事で何度か一緒に徹夜で難題を片づけた同士ということもあり、とても気さくに重要なアドバイスをたくさんしていただけました。このあたりは現場仕事も頻繁に率先して対応していた私の強みでもありますね。

「日本シー・エー・ディーさんは、ネットワーク関連のエンジン中心に製品としてしっかりした技術力で提供でき、なおかつ、自社で完璧なサポートもできる点が大きな強みでしょう」という、私自身がずっと目指していたことを言っていただけたときには本当に嬉しい限りでした。

これからもますます素晴らしいメンバー達と一緒に、ネットワーク関連を中心に、選択してくれたお客さん、SIerさんが満足していただけるような製品を生み出し、しっかりとサポートを続けていかねばと思いましたし、たくさんの今後に向けたヒントもいただけましたので、頼もしいメンバー達と相談しながら、ますます我々ならではの道を究めていきたいとワクワクするのでした。

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