息子の誕生日に万年筆をプレゼント
遡り更新です。5月4日に「萬年筆研究会【WAGNER】裏定例会 in 大宮」が開催されましたので、自宅から近いので参加してきました。2回目の参加です。
会場はソニックシティ。高校時代は大宮にはたまに遊びに来ていましたが、実は大人になってからはほとんど縁がなく、かなり久しぶりです。昔は西口は何もなかったのですけどねぇ。
割と早めに会場に着いたところ、前回サイクリングの話題で盛り上がった方が万年筆を並べていました。パイロットのショートだそうで、伸縮機能が面白いのですが、個人的には、1966年生産開始ということで、私が生まれた年という点に惹かれました。左から2個目(トレイの一番左)が1966年のものです。うーん、欲しい!と思ったのですが、これは販売ではなく展示なので・・・。結構オークションとかに出てますよ、と言われたのですが、あまりないですね。。
まずはペンクリニックで1950年代モンブラン146のインクが出過ぎるのを少し絞ってもらう調整をしてもらいました。目の前でやってもらえるので、やり方が分かって勉強になります。
その後、ミニペントレーディングコーナーを見物したのですが、ちょうど息子の誕生日が明日で、万年筆をプレゼントしようと考えていたので、まずはプロに選んでいただきました。それは後で書きます。
隣のペントレコーナーでは、これが欲しかったのですが、ちょっとお金の使いすぎなので我慢!復刻版の現行Kawecoはいろいろ持っていますが、セルロイドボディでピストン吸入式のオリジナルモデル、欲しいのですよね〜。
ここでは、格安のMentmoreを譲っていただきました。これはまたいつか書きましょう。
さらに、別のペントレコーナーで手作りペンケースを購入したらおまけでジャンク品をもらえ、マニアックな万年筆を入手。これもいつか書きましょう・・・。
元実業団のプロレーサーだった方にヒルクライムのアドバイスをしていただいたりしながら、気がつくといる場所がないくらい人が増えてきました。大宮会場は閑散としているという噂だったのですが、大混雑です。私は午前中くらいで帰る約束をしていたので、後ろ髪引かれる思いですが帰宅。
ようやく本題の、息子へのプレゼント。息子はカクノを持っていますが、私が良くしなるニブの万年筆をつ買っているのを見て興味があるようでしたので、「英語が上手に書けるようになったらプレゼントするよ」と言っておいたのでした。全然書けなかった筆記体も少しは書ける状態になったので、誕生日にプレゼントすることに。
このケースも一緒に入手しました。
中学生に柔らかいニブはあまりお勧めでないと言われたのですが、柔らかいのを使ってみたいという希望を伝え、おそらくデッドストックのPILOT デラックス漆を勧めてもらいました。金属ボディでいい感じの重さながら、漆塗りで持った感じはしっとり。息子にはもったいないくらいです。デラックス漆は今でも販売されていますが、デザインが変わっています。漆は擦れると傷がつきやすいので、ケースも一緒にプレゼントすると良い、とアドバイスいただいたのでした。
「H582」とあるので、平塚で1982年5月製造です。私が高校に入った頃でしょうか。最近のものよりはニブが柔らかめです。
コンバーターはプッシュ式ですが、今とは少し違う形状でしょう。
Namiki Falconより細身ですが、金属ボディなので重たく、高級感があります。
カクノはMですが、デラックス漆のFでも太く書けばさらに太くできます。Falconやビンテージものよりは硬いので、普段使うのにも全く問題ない感じです。
明日が誕生日ですが、父の傘寿祝いで出かけるので、今日のうちにプレゼントしまし、とても喜んでいました。中三で受験生なので、どんどん書いて英語などもしっかり覚えて欲しいところですが・・・