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プログラミングでメシが食えるか!?

ネットワークシステムの検証は大変・・・

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今日は朝9時には出社し、ある製品の動作検証を行いました。私が作るネットワークプログラムはパケットを加工したりすることによって通信の流れを制御するようなものが多く、検証がかなり大変なのです。。

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PCが2台、さらにLinuxを動かしているコンピューターが3台積み上がっていて、この先に複数のネットワークセグメントにつないで実験しています。Linuxを動かしている3台積み上げているコンピューターは、それぞれネットワークポートが4〜6個あり、実に複雑です。頭がこんがらがります。。

さらに、動作検証はパケットの様子をアナライザーで見ながら行います。これまた根気がいる作業です。それらしい検証が行える状態にするのに2時間程度かかり、検証を始めると、「何かおかしい・・・」とわかり、それから昼飯も食べずに4時間以上試行錯誤し、ようやくまずい処理がわかって、プログラムの修正は一瞬で、それから再確認をして、やっと目処がついたら17時前、という感じでした。

もちろん、あらかじめ開発時にそれなりに動作確認はしていたのですが、ここまで複雑だと検証環境もある程度妥協をしていて、確認不足があったという感じです。忙しくて時間が取れなかったということもありますが、この製品は芽が出るまで実は2年ほど間が空いていて、当初はそれほど気合いが入っていなかったというのも影響してます。

ラックマウントの立派なサーバ機でサーバシステム的なものはかなり検証が便利になったのですが、ネットワーク連携の検証環境はまだまだ不十分なので、あらためてきちんと準備しなければと反省しているのでした・・・。

今日も会社にはたくさんのメンバーが来て仕事をしてくれていました。私は大抵自宅からリモートで仕事をしていることが多いのですが、さすがに機材をたくさん使う仕事は無理で、朝から会社にいたら、「珍しい!」と。。一緒に昼食にと誘われたのですが、それどころではない頭の状態で、結局昼飯抜きになってしまいました。。

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