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プログラミングでメシが食えるか!?

フレッツスポットはiPhone,iPod,iPadで使えない?

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先日【料金大幅値下げ!公衆無線LANを始めるなら今!】というメールが届き、フレッツスポットが月額210円!(フレッツアクセスサービスとセットなら)ということで、すぐに申し込んでみました。

公衆無線LANは、すでにヨドバシカメラのワイヤレスゲートと、ウィルコムの公衆無線LANオプションを使っているのですが、アクセスポイントを探していると意外とないもので、そんなときに大抵見えているのがNTT系のアクセスポイントでした。そんなこともあり、すぐに飛びついたのでした。

申し込みは、直結のフレッツスクエアで行えばすぐらしいのですが、結構面倒なので普通にWEB経由で申し込んだところ、登録完了は6月8日とのことで、まだ先です。

しかし・・・説明を読んでいてビックリ!なんと、公衆無線LAN接続なのにPPPoEでつなぐのです。

一般的な公衆無線LANはWEPキーで接続し、その後ブラウザで認証、という流れが多いのですが、フレッツスポットはPPPoEなのだそうです。PPPoEは「Point-to-point protocol over Ethernet」の略で、イーサーネットフレーム上にPPPをカプセル化するプロトコルです。一般的なインターネット接続ではPPPoEを使ってルータ(あるいはPC)とプロバイダの間を接続します。そういう意味では珍しいプロトコルでは全くないのですが、無線LANで使うというのは想像もしてませんでした。

PPPoEを使う理由としては認証なのですが、カプセル化するためMTU(Maximum Transmission Unit)が小さくなるなどオーバーヘッドがあります。それに・・・iPhone,iPod,iPadはPPPoE機能を持っていないので、使えないのです!うーん・・・

ちなみに、フレッツスポットでは2つMACアドレスも登録申請します。MACアドレスで認証して、さらにPPPoEで認証する、という厳重さです。実はまだつなげていないので、違うかも知れませんが、どうやらフレッツスクエアも使えるらしいので、認証も重要なのかも知れません。iPhoneが使えないことを知らずに申し込んだので、2つのうち1つはiPhoneのMACアドレスを登録してしまいました。。

しかし、外出中に手軽に使いたいというのが公衆無線LANという気もするので、どうなんでしょう。。

まあ、MacBookAirが使えれば良いのですけどね。iPhoneは3Gで使うことの方が多いので。

ということで、フレッツスポットはアクセスポイントも多いし、安くなってとても魅力的なのですが、ちょっと注意が必要、という話でした。

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