風邪で寝込みながら、2009年度の振り返り
久しぶりに一昨日の夜から風邪で寝込んでました。二日酔いより辛い風邪は久々です。。年度末だというのに。でも、仕事の方は優秀なメンバーたちのおかげで、私がいようといまいと、しっかり進んでくれるのは頼もしい限りです。以前読んだ本で、「社長が2週間、携帯電話も使えない状態で旅行に行っても、問題なく仕事が進むのが、本当の会社」という内容がありましたが、当社はかなりそうなっている気がしています。
さて、2009年度最終日ということで、具合が悪いながらも振り返ってみると、まずはなんといってもIT関連製品事業がかなり本格的に立ち上がったということがポイントです。不正接続検知/排除システムの「IntraGuardian」「IntraGuardian2」は伝票上も1000台を突破し、1200台も目前です。他のシステムとの連携の話など、幅広く展開しつつあります。背景にはメンバーのがんばりはもちろん、販売店さんのお力添え、さらに、初期のお客様のあたたかい応援など、皆さんに支えられてここまでこれたと感じています。
アプライアンスでは、回線遅延シミュレータ「Ethdelay」「EthdelayPro」、さらにこのところコンパクトパケットキャプチャ「Ethcapture」も好調です。
もう少し規模の大きなシステムでは、高性能DHCPサーバ「ProDHCP」の実績も増え、超高負荷・巨大設定での安定稼働はもちろん、OEM供給させていただいているソリトンシステムズさんの「Net'Attest D3」でも順調に利用されています。
受託開発が、やや小振りで短納期で、稼ぎにくくなる中、製品関連が立ち上がり、製品自体の売上はもちろん、製品をきっかけに、開発のお話しをいただくケースも増え、全体としては大きな落ち込みもなく乗り越えられました。さらに製品は今後も楽しみな状態ですので、チャレンジしておいてよかったとつくづく思っています。
当社では他にプリント基板パターン設計事業・ゴルフ練習場向けシステム事業も行っており、ゴルフ関連は体制を変更した後、ようやく実績が出始め、今後に期待という状態で、プリント基板パターン設計は苦しい状態ではありますが、改革を進めている最中です。
自分自身では、オルタナティブ・ブログを中心とした幅広い人脈と、「ドジっ娘リーダー奮闘記」の執筆、さらに副会長を務めているLBI(Linux Business Initiative)での楽しい交流など、たくさんの刺激をもらいました。
改めて、回りの皆様に育ててもらっているということを実感できた一年だったと感じています。
明日は2010年度の始まりであると同時に、当社では入社式・事業計画発表会を行います。何とか体調を戻して、気合いを入れてがんばらねば!