熟成による「技の醍醐」
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全英オープンを観戦していて、トム・ワトソン選手やマーク・オメーラ選手の懐かしい顔ぶれが上位にいるのをみて、ものすごく嬉しい気持ちになりました。
ドライバーでガンガン飛ばす石川選手とは対照的にパーオンからバーディをきちんと狙うベテラン選手の姿は、若手の青々しい力強さに対して熟成による「技の醍醐」を見るようで、かなりドキドキしながら両選手を応援してました。
17歳の石川選手とほぼ60歳のワトソン選手、キャリアが対照的な両選手の活躍を同じ舞台で見れるのは、心躍るものがあります。同組でまわるなんてことになったら、凄い組み合わせかもしれませんね。
そう言えば、年をとると何となくそろそろ一線から外れるとする風潮を感じる中で「熟達の輝き」って、仕事だけでなく日々の暮らしの中でも見かけられると思います。
少し前に「老人力」なんてもの流行りましたが、年を重ねて人生が熟達することが「イケてるぜ」って感じられる世の中って素敵だと思いませんか。
最近の小堀書庫:『神は妄想である(リチャード・ドーキンス )』
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