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システムの機能モジュールを1文字で表すなら何? 函、司、担、仕、素

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 今朝(失礼しました7/29の朝刊3面でした)の日経新聞に小さいながら面白い記事が載っていたのでちょっと紹介。

 『「システム」が阻む効率化』というタイトルのこの記事では、最近トラブルを起して世間を騒がせている「システム」について、「システム」という呼び方の背景にある中身をブラックボックス化して細かい部分まで見ない行為に警笛を鳴らしている。
 記事によると、本来は制度や体系・機構などを意味する言葉のはずのシステムが特に大掛かりな仕組みの総称として使われてしまうのは、他に良い呼称が見つからないからだという。ちなみに中国語では「システム」=「系統」となるそうな。

 それで記者は、機械設備分野ではそれぞれの機能を成型機、研磨機、射出機、プレス機と「機」の一文字を使って機能分解している例をもとに、ソフトウェアの分野でも機能モジュールを一文字で示すことを提言している。「システム」という言葉だけでは表すものが大きすぎるので細かく分けることによってブラックボックス視するのを防ごうというのである。面白い着眼点だしなかなか良いアイデアではないだろうか。

 さて記者は案として年金記録「函」、航空発券「司」、口座振替「担」なんてのを挙げていた。私もちょっと考えてみた。上記の「機」というのは「機械」の頭文字であることを考えると「仕組」の1文字目の「仕」とか、機能モジュールはシステムの要素だから「素」とか思いつく。そういえば「系統」の「系」は「ネットワーク系」とかで既に時々使っていることにも気づいた。

 皆さん、何か他に良い案ありますか?

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