思考のスナップショットを撮る効果
「どこから手をつけていいか分からない」など、なかなか糸口が見いだせず、いつまでも悩んでしまうことがあります。
このような状態になっていると感じたら、現在の思考状態をありのまま書きだすようにしています。
書き出すことで、以前よりも早く停滞する状況を脱出し、前に進めるようになりました。
書きだすのはテーマを構成する考え(要素)や、あるいはその要素同士の関係性です。
頭の中の思考状態をありのまま書き出すということは、表層的な意識でわかっていることはもちろん、より深層部分の意識も洗い出すことになります。
そうして考えを進めていくと、「この部分ついては、現時点ではこれ以上わからない」と認識できることがあります。
この「”分からない”とわかる」ことが、次の行動を変えるように思うのです。
分からないと認識することで、いつまでもその部分に固執しなくなります。
頭のなかでグルグル回っていた考えに区切りをつけ、アクションを変えることができるのです。
しかし、頭の中だけで思いめぐらしているときには、枝葉部分の考え一つひとつについて注視することは難しいわけです。
ですが書き出せば、テーマを小分けにして一つひとつ考えることができますし、あるいはテーマ全体を客観的に見ることもできるようになります。
私はこの「思考のスナップショットを撮る」ために、TCM(トライアングルコミュニケーションモデル)を使っています。
あまり特別な技法やルールに縛られずに、簡単に使えることを重視しているのです。
私の場合ですと、紙一枚に書きだすのに10分〜15分程度です。
ちょうど、暗算するのは難しい計算をするときに、その過程を紙の端に書き出すくらいの感覚です。
TCMイントロ講座のおしらせ
TCMイントロ講座が、7/18(木)渋谷にて開催されます。
私も毎度おじゃましていますが、実際にTCMを書き、その効果を気軽に体験できる機会となっています。
参加者の皆さまにお会いできることを楽しみにしております^^
※ 残席1名様とのことですのでお早めに!
【TCMイントロ講座について】
http://tcm.shigotonomirai.com/seminar/tcmintro/