骨董の楽しみ方
前回は日本刀の話を書きましたので、今日も関連することを書きます。
師匠から日本刀を譲り受けましたので、今は手入れして刀掛け(台)に置いて飾ってあります。
(バックは写真撮影用の白い布です)
前からほしかった日本刀ですので、ずっと飾っておくと思われるかもしれませんが、少し飾ったら手入れして箱に収めて保管します。
しばらくすると箱から出して手入れをして、しばらく飾ります。
箱に入れる前に外には持って出かけ、人混みの中でブンブン振り回して多くの人に見てもらい、すぐにニュースに取り上げられ、さらに多くの人に見てもらうのです!
あ、刀が箱に入らずに、私が箱に入ってしまいました。(笑)
こうして飾るのと保管するのを繰り返せば、刀の良い状態が保てて楽しめるわけです。
素人なら飾りっぱなしにしてしまいそうですが、飾りっぱなしは刀にとって良い状態ではありません。
そもそも本物の日本刀は飾るために作られたのではありませんので、鞘に収めてあるのが普通の状態です。
また、ずっと飾ってあるということは、飾りっぱなしということで、それは放ったらかしに近い状態で良くないのです。
かと言って、鞘に収めて何年も放置してあるのはダメです。
ヘタしたらサビが出ますので、価値が落ちてしまいます。
ちなみに、師匠は何年も手入れせずにしまいっぱなしでした。(笑)
飾らずにずっとしまっておくのであれば、定期的に手入れしないとダメなのです。
これは日本刀だけでなく、どんな骨董品や美術品にも言えることです。
ずっと飾るのも悪くありませんが、ずっと飾ってあると、いつの間にか日常風景になってしまいます。
すると、いくらすばらしい品物でも、見ても何とも思わなくなってしまいます。
たとえば、自分で何か目標を決めたとしましょう。
それを紙に書いて、あちこちに貼った経験は誰でもあると思います。
最初のうちは、その紙を見て目標を再認識したり気持ちを新たにできても、しばらくすると目標が貼ってあるのが日常風景になってしまいます。
すると、道端に落ちている石ころを見るように、見ても何も思わなくなってしまいます。
当然、目標も達成できません。
心当たりのある方も多いのではないでしょうか?(笑)
いつ見てもあるということは、ないのと同じことなのです。
適度に変化を加えることが大切ということですね。
前置きはそれくらいにして、これを事業に当てはめるとどうなるかを解説しましょう!
「前置きやったんかいー」と言われそうですが、このブログは事業のヒントを書くブログで、骨董品の解説ブログではありません。
この前置きだけでは「事業のヒントのヒント」になってしまいますので、わざわざ読んでくれている読者のためにも、そんな失礼なことをするわけがあり・・・・・あり・・・あ、あ、あ、ありぃ?
あ、・・・ありました!(笑)
すでに1記事の文章量になってきましたので、失礼なことをして終わりたいと思います!
このような無礼をした以上は、本来は目の前の日本刀で切腹ものですが、切腹するには刀が長すぎで無理でした・・・。
まあ、たまには事業のヒントのヒントも良しということで~
(いつもやけどな)