仲良くなる「雑談作戦」のコツ
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今回の工事で建設会社の所長と仲良くなり、工事案件を直接受注するまでになりました。
建設業界ですので、関係者がその話を聞くと、「何であの若造がそんなことができるんだ?」と疑問を持つことが多かったようです。
そこで頭に浮かぶのは、接待と裏金です。(笑)
接待攻撃をしたり、賄賂を使ったりして受注につなげるということですね。
世間ではよくある話ですし、そんなことがよくある建設業界ですので、そんなことを思う人も少なくないのは当然です。
でも、私は接待も裏金も手形の裏書きもしてません。
接待どころか会社や建設現場以外で会ったことはありませんし、缶コーヒーの1本もおごったこともありません。
まあ、自慢できることじゃありませんが。(笑)
それなのに、人並み以上の人間関係ができていました。
それには必殺技があるのですが、特別にそれを暴露しましょう。
その必殺技とは、雑談攻撃です。(笑)
私の話は半分くらいが雑談ですので、その雑談によって仲良くなっていったのです。
雑談攻撃と聞けば、次から次へと雑談を連発すると思われがちですが、そんなことをやってしまうと逆効果になります。
相手は暇ではありませんので、仕事の邪魔をする雑談はやってはいけません。
また、「今日はいい天気ですね~」という世間話は面白くありませんし、個人的なことを聞いたり、まったくどうでもいいことを聞いたりするのもダメです。
一方的に自分のことばかりしゃべるのは論外です。
この場合の雑談とは、仕事周辺の話題を切り出し、相手の話を聞くということです。
たとえば、今回はプール工事でしたので、他のプール工事現場のことを聞きます。
他のプール工事現場の経験がなければ、どんな工事をやってきたのかを聞きます。
興味を持って相手の話を聞くと、相手は気持ち良く話をしてくれますので、話が乗ってきます。
次は、乗ってきた話の周辺のことを聞くと、また違う話に発展します。
こんな感じで次々に相手の話を聞いていくと、いつの間にか大きく脱線しているのです。(笑)
でも、何らかの形で仕事に関連している話ですので、それがまた何かにつながります。
そうして、短期間で仲良くなっていったのです。
雑談作戦と命名しましたが、特に意識したわけではなく、相手に興味を持って、相手の話を聞くことを心がけていたら、自然とそんな流れになっていったということです。
まじめくさった顔をして仕事の話だけをしていたら、話はすぐに終わってしまい、仕事が切れたら関係も切れてしまいます。
そんな状態になっていたら、雑談作戦を思い出してみてください。
ただし、責任は取りませんが。(笑)
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