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事業アドバイザーとして活動する以前は、会社の経営者として様々な事業を立ち上げていました。その時代の失敗談、成功談から最近の事業アドバイス事例、改善事例など、事業繁栄のヒントになる実体験を書きます。

実際のステンレスプールの見学

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工場でステンレスプールのパーツ製造を始めて、現場レベルでいろいろ聞かれて指示をしていたものの、日増しに不安が大きくなってきました。

工場では何もなくても、現場で問題が出る可能性もあります。

また、現場作業はどうするかが白紙でしたので、ステンレスプールのことをもっと知る必要性を感じていました。

(今頃かい!)

以前に、ステンレスプールの管理者のような立場で工事現場を見ていましたが、その時は自分がメーカーを立ち上げるとは思っていませんので、それほど真剣には見ていませんでした。

雰囲気は覚えているものの、細かいところは全くわからないのです。

これでは今以上に不都合が出ると思いましたので、実際のプールを見に行くことにしました。

そうなると、工事現場を見ていたプールを見るのが一番早いです。

すでに完成して営業していたため、家族と一緒に泳ぎに行きがてら見学することにしました。

すでにプールのシーズンは終わっていたのですが、そこは温水プールでしたので、年中営業していることが幸いしました。

受付で写真撮影ができるか聞くと、残念ながらダメという返事でしたので、その場で見て頭に入れるしかありません。

「プールを撮るくらいいいだろ?」と思いましたが、よく考えたら男がプールでカメラを持ってウロウロしていると、盗撮と勘違いされますよね。(笑)

もちろん、そんな趣味はありませんが、知らない人から見れば盗撮魔に見えますので、これは仕方がありません。

そして、「スイミングキャップはお持ちですか?」と聞かれました。

何ごとかと思って聞き返すと、スイミングスクールのようなプールですので、泳ぐ時はスイミングキャップ着用が義務付けられているということです。

スイミングキャップとは、小学生が学校の授業でかぶる白や黄色のメッシュのキャップのことです。

それがなければ入れませんので、仕方なくその場で買うことにしました。

スイミングキャップをかぶった自分の姿を鏡で見て、「この年でこれかよ~」という感じで、恥ずかしいというか何とも情けない姿でしたが、そんなことは言ってられません!(笑)

入ってしまえば全員同じ格好ですので、恥もへったくれもありません!

そうして、完成したプールの観察行動に入ったのです。

ろくに泳ぎもせず、プールの壁面部分をジロジロと見て、排水溝のふたを開けたり、あちこちを触っています。

壁面を向いて潜り、その場でグニョグニョと変な動きをしながら、同じ場所で潜る行動を繰り返します。

場所を変えてはそんな行動を繰り返して、溶接部分とか細かい接合部などを見て、必死に頭に入れていました。

溶接部分を直に見ることはできませんが、塗装の仕上がりを見るのは最適のため、とにかくジロジロと見まくっていたのです。

端から見ると、明らかに挙動不審のおっさんです。(笑)

でも、特に声をかけられることもなかったため、家族が遊んでいるのを尻目に、それなりに有意義な見学時間となったのです。

あまり詳しいことはわかりませんが、こうして見学することで、それなりに得るものはありましたので、この見学が今後は活用できるはずです。

感想としては、「まあ、何とかなるだろう?!」でした。

(何も変わっとらんやんけ・・・)

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