【図解】コレ1枚でわかるDXの実践を加速させるサイクル
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顧客との関係を、デジタル前提にどのように変革するかを整理してみましょう。
- 「最高の顧客体験」を提供し、多くの顧客にサービスを使ってもらう。
- 大量の顧客の行動データが集める。
- データを解析し、レコメンドや品揃えなど、顧客体験を高めるための短期・戦術的な顧客関係の最適化を行い、事業施策やマーケティングなどの長期・戦略的な施策の最適化に活かす。
つまり、短期・戦術的施策と長期・戦略的施策の最適化を顧客の行動データを中核に据え、高速で回してゆくための事業基盤を構築つくることです。
一旦このような基盤ができあがれば、これを様々な事業へ横展開することができます。GAFAMなどのビックテックやデジタル・ネイティブたちは、このサイクルを高速に回すことで、圧倒的な競争力を生みだしています。
DXを実現するとは、「ビジネス環境の変化に即応するために、データを最大限に活かし、短期・戦術的施策と長期・戦略的施策の最適化を継続的に実行できる事業基盤」を築くこととも言えるでしょう。
そのためにビジネス・モデルやビジネス・プロセスを徹底してデジタル化することです。AIやIoTなどのデジタル・テクノロジー使ってはいますが、それはあくまで手段であり、その根幹をなす「事業基盤」こそが、圧倒的な競争力を生みだす源泉です。このような事業基盤を作り、これを動かし続けることが、DXの実践と言えるでしょう。
不確実性が高まっている時代に、企業が生き残るためには、自らのビジネス・スピードを加速して変化に即応し、ビジネスの現場に必要なサービスをジャストインタイムで提供できる能力を持たなくてはなりません。DXの実践は、そのために何としてでも実現しなければならない取り組みです。
神社の杜のワーキング・プレイス 8MATO
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