【図解】コレ1枚でわかるBIツール
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BIアプリケーションを使用する目的は、経営層と現場部門それぞれの立場で異なっています。
経営層の目的は、会社全体の戦略や現場への指示・命令について、データによる裏付けを得ようとすることです。
- 経営戦略や経営計画の立案
- 事業部門への指示と実行
- 月次などで行う経営会議でのモニタリングと問題点の分析の指示
- 問題点の分析と問題点を修正するための意思決定と指示
一方、現場部門の目的は、担当する業務の実態をデータによって迅速、的確に把握することです。
- 全社の戦略に沿った部門別の計画立案
- 部門での業務実行
- 日々のモニタリング
- 問題点の分析と上位部門への報告や修正
そのためには、求めているデータをわかりやすく「見える化」することが必要です。そのために次のような手段が使われます。
レポーティング
- 目的:問題の兆候を発見する
- 手段:集計、推移、比較、内訳、順位、関係、シグナル表示など
- Webリポート(リポートをWebページなどで多数のユーザーに公開)
- ダッシュボード(複数のリポートを単一の画面で表示)
OLAP(online analytical processing)分析
- 目的:問題の要因を検証する
- 手段:多次元データベース、スライシング、ドリルダウン&ドリルアップ、ドリルスルーなど
- 大量の分析元データの処理
- 最新の分析元データの共有
データマイニング
- 目的:対処のヒントを得る
- 手段:クロス分析、相関分析、回帰分析など
- 大量の分析元データの処理
- より高度なマイニングアルゴリズムの利用
プランニング
- 目的:計画の根拠を得る
- 手段:モデリング、シミュレーションなど
- 多くの部署から収集された計画データの統合
さらに、昨今は、人工知能・機械学習の技術を使い、判断そのものを機械に代替させようという取り組みを行われつつあります。
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テクノロジー編【2015年7月版】(292ページ)
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目次
- 第0章 最新ITトレンドの全体像を把握する
- 第1章 クラウドコンピューティング
- 第2章 モバイルとウェアラブル
- 第3章 ITインフラ
- 第4章 IoTとビッグデータ
- 第5章 スマートマシン
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