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クラウド戦役をZガンダム視点でわかりやすく解説するブログ+時々書評。

Azureの鼓動

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2014年2月26日0時をもって、Windows Azure日本データセンター"Windows Azure Japan Geo"は無事正式サービスを開始することができた。これはひとえに、ここまで我々を支えてくれたお客様、パートナー企業、コミュニティのみなさま、並びに、このブログの読者のおかげである。改めて広く感謝を申し上げたい。

ここでは、2月26日19時から行われるパーティーの詳細とそれに関連した一連の取り組み紹介をしながら、Azure日本データセンター開設に向けた裏話を吐露させていただきつつ、何故いさごがこのような活動をやり続けているかを述べてみることにする。

■Azure日本データセンター開設記念動画公開

ここまでAzureを、そして、クラウディアを応援いただいた皆様への感謝を込めて、そして、一緒に喜びを分かち合っていただくために、Azure日本データセンター開設を記念した短編の動画を作成させていただいた。ご覧いただくには手続き上数クリックしていただく必要があるのだが、まずはこちらをご覧いただきたい。(音が出るので、休み時間にヘッドフォンをつけて)

追記:Youtubeにもアップ

Azure_japangeo5

こちらの特設サイト(がMSDN内に存在していることでまずもって奇跡的ではあるのだが)からCM配信中のバナーを押すと下記MVAというマイクロソフトの動画閲覧プラットフォーム上で2回ほどクリックをお願いしたい。この時点でログインや登録は不要である。

Azure_japangeo6すると、普段はさまざまなマイクロソフトの技術解説動画を再生している画面において、スペシャルな動画の再生が始まるはずだ。

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ここからネタバレ。(できれば先に動画を見てからご覧いただきたい)

さて、こちらの動画、Azureの基礎知識、クラウディアと安曇瑠璃のキャラ設定、ガンダムSEEDとエヴァンゲリヲンに造詣の深い方は、一般の方々に比べより深い理解が得られたのではないかと思う。起動後のコントロールパネルの描画や、起動シークエンスの早口セリフなどの演出は、ご想像の通りこれらの作品にインスパイアされている。

元々は、Azureの東京DC(Japan East)をユニコーン1号機、大阪DC(Japan West)をユニコーン2号機バンシィ、オンプレミスで動くAzure Packの環境をユニコーン3号機フェネクスと見立てて、ディザスタリカバリや相互互換性を、サイコフレームの赤、黄、緑の共鳴で表現してテーマ曲UNICORNの荘厳な雰囲気の作風を目指していたのだが、制作の過程でガンダムSEEDおよびエヴァ寄りに路線変更をしている。

Azure_japangeo8

本日夜のパーティーで配布予定のブローシャの一部に、この動画の解説を入れさせていただいている。この部分はともかく、他にもぶっこみ系のネタを入れているので、是非会場受付でゲットしていただきたい。

ちなみに、上記MVAで動画を閲覧し、イベント一覧ページを閲覧し、無料評価版アカウント作成をクリックすると、特典ゲットモードになる。

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このコースを完了すると、データセンター オープン記念素材集として下記特別コンテンツがダウンロードしていただけます。
・ 特別コンテンツ 1: クラウディア (CV: 喜多村英梨) & 安曇瑠璃 (CV: 伊藤かな恵) 掛け合いトーク
・ 特別コンテンツ 2: CM 壁紙 ダウンロード
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特に、特別コンテンツ1の音声ファイルは、是非ゲットしていただきたい。今回Azure日本データセンターができたことによるメリットを、非常にわかりやすく理解することができるだろう。また、声優マニアな皆様には、この専門用語を喜多村英梨さん、伊藤かなえさんに説明し、アフレコでしゃべってもらう苦労を想像しながらお聞きいただけると楽しさ倍増かもしれない。

■2月26日夜のAzure日本データセンター開設記念パーティー

昨日のブログ投稿でも紹介している通り、元々AzureユーザーコミュニティであるJAZUGの4周年記念セミナーとして予定されていたものを、Azure日本データセンター開設にあわせて急遽体裁を変えたものになっている。

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JAZUGのいつものメンバーでお祝いしてもよかったのだが、コミュニティ活動にあまり興味がなかったり、積極的に関わっていない方々にも、Azure日本データセンター誕生の喜びを一緒に分かち合っていただきたいという想いから、無理言って異なる文化圏の方々を混ぜようとしているのである。普段は、たとえ同一人物の方が、昼のスーツなビジネスマン風と夜&土日のギーク開発者の顔を使い分けていたとしても、それぞれの期待値やトーンに合わせたセミナーなどをそれぞれ実施しているのだが、このめでたいAzure日本データセンター設立記念パーティーという場においては、その共存が可能ではないかという仮説と、そうであって欲しいという期待がこもっているのである。

当日のおおまかな流れは下記を予定しているが、おそらくギリギリまで決まらない&現場の混乱でこの通りには進まない&臨機応変な対応となるだろう。という状況も踏まえ、司会はJAZUG代表の橋本さんに加え、責任を取って私も担当させていただくことになっている。

19:00 ご挨拶
19:05 鏡開き
19:10 クラウディア動画お披露目、喜多村英梨さんメッセージ、安曇瑠璃トークショー
[進行]MS砂金さん&戸倉さん [出演] 伊藤かな恵さん
19:20 クラウド業界パネル
司会: JAZUG 冨田さん
パネラー: NTTCom 林さん、JAWS 得上さん、CUPA 荒井さん
19:40 Windows Azure ユーザー事例
Snappee: マインドパレット コミケWebカタログ: CircleMS 
20:00 JAZUG 告知系 LT (3分×5人程度)
20:15 中締め
20:20 JAZUG Deep LT (3分×5人)
JAZUG コアメンバー各位
20:40 クロージング/デプロイ三唱 (JAZUG廣瀬さん)

加えて、会場では「お祭り感」というお題から弊社マーケティングチームが「わかりましたっ!」と出してきた案が「お祭りといえば、屋台っしょ!」ということで、アルコール含むドリンク、普段よりちょと豪華なお食事、ノベルティがあたるミニゲームなどを展開する予定である。

ちなみに、伊藤かな恵さんって誰さ?というリア充な方はwikipediaかなにかで調べていただければとも思うが、所謂人気声優さんである。加えて、小柄で華奢な安曇瑠璃の衣装もあるので…、ステキな展開に期待していただきたい。時間に余裕のある方はちょっと早めの18:00過ぎくらいに会場にお越しいただくと、撮影会対応など、ちょっといいことがあるかもしれない。

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超カオスな状況が容易に想像できるのだが、がんばって進行してみたいと思う。

■いさごが何故このような活動をやっているか?

普段あまり語ることもないのだが、よい機会なのでみなさんに想いを伝えておきたい。

今回の日本Azureデータセンター開設にあわせて、社長である樋口がスーツで腕組みして「日本のための投資」を訴求するエンタープライズグレードな広告展開をしているのはもちろん理解しているし、支持もしている。その一方で、萌えキャラに分類されるクラウディアさんや、作り込んだアニメーションPVで技術者向け訴求をしているのは、「好きでやっているから」だけでは済まされない。

コミュニティ方面からマイクロソフトはクラウディアや窓辺ななみが幅をきかせていてコミケ出展などキャラ展開を好き勝手展開していると思われているかもしれないが、ご多分に漏れず、社内外にこの手のクリエイティブ、アプローチを忌み嫌う反対派の方々が多数いることも事実であり、「あの活動ちょっとどうよ…」的な横やりが入るのは、もはや日常茶飯事である。

マイクロソフトの中で、無難なキャリアアップを目指すのであれば、そんなリスクを冒すことなく、「ありがちな」活動を、期待値をちょっと上回る程度に、そつなくやればそれでいい…。

それでいいのか?

クライアント、サーバーOS分野でビジネスができあがっているマイクロソフトがAzureのようなクラウドビジネスを展開するのは、ある意味リスクである。クラウドでコストメリットを訴求する話が多いのはご存じの通りだが、それだけを訴求し続けると、市場全体は縮小してゆくことになり、マイクロソフトの収益も圧迫される。ではなぜクラウドに投資をしているのか?それは、クラウドがあるからこそ実現できる、新しいビジネス領域の拡大に大いなる可能性を見いだしていて、それに賭けているからである。

新しい領域、といっても漠然としているが、マイクロソフト目線で言えば、これまで我々とお付き合いのなかった人たち全般とのあらたな関係作りに収斂するところが大きい。昨日のブログ投稿の冒頭ナレーションでいうところの、クラウドを利用して多くのモバイルアプリなどを生み出している新たな属性の人たちが生み出しているビジネスである。その重要性に早くから気づき、ここ3年ほど注力して活動してきた私としては、現在のスタートアップと学生を支援する立ち位置も、その延長線上にある。

もちろん、その彼らも、全員が二次元キャラ好きのギークではないことは理解しているのだが、今まで接点がなかった、興味を持たれなかった人たちに接するためには、何かインパクトのあるアプローチが必要だった。加えて、クラウドという目に見えない価値を表現する上で、感情移入や愛情を表現できるキャラクター戦略は、妥当だったと考えている。

仮説を検証できないままに、走りながら考えるスタンスで活動を続けてきた結果、多くの方々からのフィードバックをいただき、いくつもの「真実の瞬間」に出会ってきた。我々が二次利用許諾を整備して素材を公開すると、開発者のみなさんが多くのアプリを作ってくれた。マイクロソフトの話には興味を持たなかったオープンソース派の技術者たちが、クラウディアの話には聞く耳を持ってくれた。そういう場面をいくつも見ていると、こう思えてくる。

全体のなんとなくな満足より、少しでも多くの人に深く共感してもらいたい。深い共感が得られなければ、意識や行動は変えられない。いろいろ振り返って考えると、それが本音かもしれない。

そのために、ちょっと変わったことをリスクを持ってやり続けたいし、応援してくれる人がいるのであれば、その期待には応えてゆきたいと思う。

すでにビジネススキームができあがっている主にエンタープライズビジネス向けの既存のマイクロソフト関連パートナー様と、クラウドで新たに接点を持ち、これから新しいビジネスを育ててゆこうとしているパートナー様、さらには、クラウドを利用して個人レベルで様々なアプリやサービスを生み出そう、あるいは技術者としての成長の機会を見いだそうとしているコミュニティの方々すべてと、バランスよく付き合っていきたいのだが、会社全体の取り組みを見るに、最後がやや手薄なので、そこを担当させていただいているということになる。

…と、勢い余ってちょっとややこしく書きすぎた気もするが、今日はみんなで楽しもう!

本日は弊社品川オフィスに18時過ぎ集合ということで、よろしくお願いしたい。

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