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【コレは欲しい】Windows7はこう使う!噂先行のマイクロソフト謹製タブレット"Courier"

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セカイカメラ+iPhoneも楽しいが、もっとイケてるデバイスがいろいろと出てきそうな予感。
Windows7の一般向け予約販売が日本でも始まっている。MSDNなどを通じて提供してきた先行ベータに対する
評判はすこぶるよく、ある意味PC向けOSとしての完成系に近い仕上がりになっているので、Vistaはともかく
XPなどの旧世代機で止まっている方々は、是非この機会に乗り換えを検討していただきたい。

既存PCのOSリプレイスでWindows7が売れれば、間接的にきっと私も嬉しいのだろうが(正直実感はないが)、
それ以上に、周囲の進化と比べ快適とは言い難いPC環境で生産性を十分に引き出せていないのはもったいない。
もはや技術者だけでなくビジネスパーソンの必須アイテムとなったPC環境を、最新・最適な状態に保ち続ける
努力はプロフェッショナルとしての嗜みだろう。

ただ、今回ご紹介したいのは、単なるPCの置き換えではない、Windows7本来の能力を引き出す可能性を
秘めたデバイスだ。(これにWindows7が搭載されているという確定情報があるわけではないが)
ともかく、この動画を見ていただきたい。噂のアップル製タブレット?新型Kindle?を思わせる外観だが、
これは"Courier"と呼ばれるマイクロソフト製タブレットPCである。

この手のデバイスを社内でいち早く入手していそうな某氏に尋ねたところまだお持ちでないとのこと。残念。
申し訳ないことに、Courierに関してご紹介できる公式な情報は今のところ私も把握できていない。
願わくば11月中旬のPDC@ロサンゼルスで発表か先行限定発売でもやってくれると大変嬉しいのであるが、
今のところ詳細スペック、発売時期、その他一切の情報は発表されていない。このままの形で発売されるか
どうかもわからないが、大いに期待したいところである。

「これまでもタブレットPCは存在していたし、別に新しいものでもないだろう」という方もいるかもしれないが、
従来のタッチペン式のユーザーインタフェースはユーザビリティが不十分なこともあり、ディスプレイを
回転させてキーボードによる通常のPC形態で利用されることも多かった。

しかし、今回のCourierには、キーボードが存在していない。DSを思わせる見開き式小型の2画面を
連続で使うことも、個別制御で使うこともできそうである。そしてなにより、Windows7の恩恵の一つである
タッチインタフェースが搭載されておりiPhoneのように指で操作することもできるようだ。紙のページを
めくるジェスチャーをうまいことドライバで対応できれば、書籍と同じような操作感も実現できるだろう。

そして、デバイスやOSの進化以上に大きいのが、ユーザー側の受け入れ体勢と発売のタイミングである。
ここまでの紹介で、iPhone、DS、Kindleなどを引き合いに出してきたが、いわゆる従来型の「the ノートPC」
ではないデバイスの使い方をユーザーが理解しつつあり、これまでのタブレットPCが期待はずれに終わって
しまっていた過去と比べると明らかに追い風が吹いている。

そう、上の動画を「タブレットPC」と紹介したが、このキーボードのない見開き液晶パネルを搭載した
このデバイスは、もはやPCのカテゴリには属さない何かかもしれない。実際、このデバイスはSurfaceや
ZuneHDなどを管轄する非PC系のチームで極秘裏に開発されてきたという話である。

そんなもの、所詮はギークのオモチャだろ、と思われているマジメな方のために、こういったタブレット式の
デバイスが業務にどうインパクトをもたらすか?をご理解いただきやすいセッションの動画を紹介したい。
先日のTechEdでの人気セッションの様子である。

出張禁止、ホワイトボード禁止――驚異の?業務改革(Vol.1)

出張禁止、ホワイトボード禁止――驚異の?業務改革(Vol.2)

どうだろうか?2010からスタンダード構成に含まれることになるOne Noteとタブレット式のデバイスが
もたらす可能性を想像していただけるのではなかろうか。

成熟した市場におけるビジネス的な成功には、具体的な利用イメージや投資対効果などの演繹的な外堀埋めが
重要であるのは間違いないが、「なんか楽しそうだからとにかく欲しい!後付で言い訳を考えようか」という
発想を自然にもたらしてくれる、ワクワク、ドキドキ感あふれる技術を、我々ももっと提供すべきだろうし、
Windows7搭載デバイスを多々企画中のハードウェアメーカーにも心がけていただきたいと切に願う。

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お気づきとは思うが、今回のタイトルは奪取したRX-178ガンダムMk-IIと共にアーガマにやってきたティターンズ
の技術士官フランクリン・ビダン大尉が、アストナージ・メドッソ軍曹以下アーガマのメカマンの作業を見て
「そのレーザートーチの使い方は困る。そこのフレームは熱伝導が早い。トーチはこう使う!」
と、レーザートーチを取り上げて、すかさずアストナージにトーチを向け「トーチだって十分に人は殺せる」と
脅してRMS-099リックディアスを奪取するシーンからのオマージュ。フランクリンがとった行動はともかく、
敵の新型モビルスーツを目の前にして「リックディアスを見たいだけだ。同じ技師仲間として」というのは
あながち口から出任せというわけでもなかったのだろう。

※Courierに熱伝導が早いフレームがあるわけでもなく、Windows7で人は殺せない。念のため。

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