改良型に「S」がつくのはiPhomeもザクも同じ。Windows Mobile6.5でハンドメイドのT-01ASは創り出せるか
WWDCでのiPhone 3G S 発表に心躍らせていた方々も多いだろう。
新しいオモチャがでればどうにか理由をつけて手に入れたくなるものだ。
ただ、冷静に見ると、特に大きな変更があるわけではなく、現状の改良型の域を出ない。
ジェネレーター出力などの機体性能自体は3割り増しでしかないにもかかわらず、
赤をベースとした塗装を施したMS-06S/CA、いわゆるシャア専用ザクが、
「3倍速い」というイメージを定着させたのはシャアの技量によるところが大きいのと同じく、
世の中が浮き足立って騒ぐほどの、ザクがゲルググになるほどのイノベーティブな
進化ではないということだ。私はとりあえずOSだけ3.0にしてみて様子を見ることにしたい。
iPhone 3G S 発表やAndroid端末無償配布で世の中盛り上がっている中、
我々エウーゴを含む連邦、いや、マイクロソフト陣営も着々と準備を進めており、
Windows Mobile6.5のDeveloper Tool Kitが公開されている。
現在日本で販売されているX-05HTなどのWindows Mobile端末の最新バージョンは6.1であり、
Docomoから発表されている東芝のT-01Aも6.1での出荷となるようだ。
(気になる方はまとめサイトなどで詳細を各自でご確認いただきたい)
多くの方の想像通り「出し惜しみ」しているマジックナンバー7の登場までは
もうしばらくかかると思われることから、6.5が当面の最新バージョンとなる。
幸運にもT-01Aを入手し、この最新開発環境を使いこなせる技量のある方は、
是非チャレンジしていただきたい。(くどいが、T-01Aで6.5が稼働することを保証する
わけでもなく、現在のところ一般の方が利用できる状況にあるわけではない)
開発者の観点からすれば、Androidのようにオープンソースでなければ自由にいじれない、
というわけではないのである。逆に、実現したいことのイメージがあるのなら、
過去各社のモバイル端末向けOS辿ってきた地雷を繰り返し踏むことなく、正常進化を
続けるWindows Mobileプラットフォームを選択するのが賢明だ。
ハードウェアとしてのT-01Aの性能は申し分ない。6.1から6.5への進化を、性能向上機のS型、
さらには伝説のシャアザクと呼ぶに相応しいものに昇華できるかどうかは、
開発者の技量次第、あるいはキャリアや我々と連携した今後のマーケティング施策次第といえる。
さて、カタカナ「ケータイ」にはさっぱり興味のない私だが、ヱヴァ携帯SH-06A NERVが
異常な人気を博している状況は気になる。やはり日本人、特に私と同じ世代の周辺は
キャラクター攻めに弱いのだろうか。
という妄想をふくらませてゆくと気になる存在なのが、フォルクスワーゲンから
発表された「シロッコ」である。ハイブリッドの勢いと軽需要が圧倒的な昨今の
日本市場に投入するなら、下記2ラインの検討をお勧めしたい。
このブログの読者なら、シロッコといえば、パプティマス。20年ぶりの復活という
エピソードも木星帰りを想起させるにはもってこいだ。そこで…
■PMX-000 シロッコ・メッサーラ
リトラクタブルハードトップにより可変機構を再現し、MSとMA、クーペとカブリオレの良さを凝縮。
木星圏内での使用を考慮した大出力との設定から、エンジンはゴルフGT(R32)と同じ 3.2L V6 DOHC を搭載。
車体色はメタリックパープル。
■PMX-001 シロッコ・パラスアテネ
対艦ミサイルならぬ各種大型荷物を積載するためのキャリアを標準装備。
機動力を犠牲に火力(ペイロード)を重視との設定から車長をのばして5ドア化。
車体色は標準設定のバイパーグリーンメタリックのままでよい。
愛車のアルファ147(前期型5ドア/セレスピード/プラチナグレー)の次の候補が
見あたらない。資金にゆとりがあれば、強引に輸入してでもテスラ・ロードスターは
是非乗ってみたいが、私の生活レベルからは非現実的だ。シロッコに上記モデルが
設定されるなら、前向きに検討したい。
さてと、車に妄想を持ち込むと数百万円単位の出費が伴うため、
せっかくもらったGoogle Developer Day 仕様のAndroid端末で遊ぶことにしよう。
Bing API を呼び出すアプリでも試しにつくってみたいところだが。
「さて問題は、私に明確なニュータイプの素養があるかどうかだが。」
「ララァ…私を導いてくれ!」