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デジタルフォトフレームブームは親族内で株を上げるチャンス

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フォトフレーム売り場が人気のようだ。
孫の写真をジジ・ババに見せやすくするために、私のような団塊ジュニア世代が、
母の日のプレゼントに購入するというモメンタムがあった模様。

別の理由ではあるが、私も最近デジタルフォトフレームを自費で購入しているので、
少し言及しておきたい。私が選んだのはBUFFALOの無線LAN対応モデルPF-50WG

一般的にデジタルフォトフレームというと、SDカードなどのメモリ媒体を差し込み、
スライドショー的に表示させるものとなっているが、孫の写真を「遠隔地の」
ジジ・ババに見せるとなると、SDカード経由というのはあまりスマートではない。
リアルタイム性か都度郵送、差し替えの手間が犠牲になる。

そこで、いくつか出始めている無線LAN対応モデルが有力となってくる。
デジタルフォトフレームがネットワークにつながってさえいれば、
オンラインアルバムを経由して、ほぼリアルタイムに孫の写真が更新されてゆく
一連のシナリオが完成するのである。

しかし、いざ実行しようとするといくつかの壁に突き当たる。
まず、無線LAN環境を構築するところからはじめなくてはならない。
無線LANルーターを買ってきて、電波の見通しがよくかつ邪魔にならない
ところに設置して、初期設定を行い、どうしても動かなくなった場合には
コンセントの抜き差しで復旧させる程度の最低限の運用Tipsも必要だ。
無防備になりがちなのでセキュリティは逆にしっかり設定しないとまずい。

そして、いよいよデジタルフォトフレームを…となっても、電源入れて終了、
というわけではない。ネットワークや、接続先のフォトアルバムのアカウントなど
事前に設定しておくべき項目は少なくない。

しかも、私がBUFFALOの無線LANモデルを購入した目的は、先日発表された
Windows Live FrameIt
を自前の環境で試してみるためであり、これを使おうとすると
もう少しアドバンストな設定作業が必要になる。

このWindows Live FrameItというのがなにものかというと、
まさにデジタルフォトフレームのようなPCではない表示用デバイスに対して、
写真やその他Webサービスの情報をまとめて表示するための枠組みで、
デバイスメーカー向けのSDKとあわせてβ公開されている仕組みである。

まだβ扱いではあるが、Live IDさえあればこちらからすでに使える状態にある。
紹介文にもあるとおり、必ずしもWindows Live Photoに限ったサービスではなく、
Flickrに置いてある写真も統合して扱えるオープンな仕様であり、
通信は軽量なRSSで行われる。そのため、写真だけでなく天気予報などRSS配信される
情報を同じように表示できるのである。プロトコルや動作の仕組みの詳細に関しては
こちらのドキュメント(英語)を参照していただきたい。いわゆる、RSSアグリゲーション
サービスで複数のソースを1つのRSSにまとめてデバイスに配信できる。

このFrameIT、以前紹介したMeshのサブセットを小出しにしたような軽快な仕様に
なってはいるのだが、さすがにまだβということもあり、対応機種も少なく、
かつ、ファームウェアアップデートにて対応という状況だ。

これには正直少なからず忍耐とITリテラシが必要なのだが、誰かにプレゼント、
となるとこれを逆手にとることもできる。カネに任せてものを買って送るだけでは
味気ないので、ITプロフェッショナルとしての知見を活かしてしっかり設定を
行って喜んでもらえるというのは贈る側にも贈られる側にもよい効果をもたらす
のではないだろうか。本当はたいしたことない作業を、それみよがしに…という
イヤラシイ演出は今のところ不要で、逆にうまく設定できなかったときのリスクを
覚悟した方がよいかもしれない。(持ち込む前に事前に試しておくなど)

同じ購買動機で再びデジタルフォトフレームのモメンタムが訪れるのは
9月の敬老の日あたりだろうか。それまでには電源ONで即使える、というところまで
いかずとも、もう少し楽して設定できるようになっていてもらえると正直ありがたい。

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