シェアハウスにお邪魔した(写真付き) タイブログ
2012年11月3日。
とあるイベントでシェアハウスの管理人をしている人と知り合い、
「今度バーベキューをやりますが来ませんか」とお誘いを
受けたので遊びに行ってきた。
シェアハウスはどんな所だろうかと以前から
気になっていたので嬉しいお誘いである。
インターワオさんが所有している物件で、
場所は神奈川県弘明寺(京急)駅の近くだ。
木造住宅を想像していたら、鉄筋のビルの
3階のフロアがシェアハウスになっていた。
以前はパチンコ屋の社員寮として使われていた
フロアをシェアハウスに改造したそうだ。
色んなアイディアがある。
駅から近く、目の前は商店街なので利便性が良い。
各部屋の大きさは六畳ぐらいで家賃は6万ぐらいだそうだ。
風呂付だと8万5千円。早速、お邪魔する。
ここが玄関。ビルの廊下を改造してあるから、
なんだか玄関という感じがしない。意外な玄関だ。
入ってすぐにトイレがある。
きちんと男性、女性に別れている。
廊下。各部屋の扉がある。廊下がかなり広い。
この廊下で酔っ払って寝てしまう外人がいて
困ることがあるそうだ。すぐそこが部屋なのにね(笑)
洗面所とランドリー。
お風呂。家の風呂と変わらない大きさだ。
外人はシャワーで済ます人が多いから、
バッティングすることはそんなに無いそうだ。
ダイニングルーム。かなり広い。
キッチンがちょっとせまいかも。
壁には各国の言葉でキッチンマナーについて書かれている。
中国人のSさんが「コレ間違ってる!
方便ってトイレに行くことだよ!
方便他人・方便大家だと、他人のためにトイレに行く、
皆のためにトイレに行くという意味になっちゃうよ!」
と指摘してくれて、皆ですごいウケた。
どうやら中国語の文が間違っているらしい。
ゴミはきちんと分別できるようにゴミ箱が配置されていた。
とても清潔に管理されていた。
キッチンと同じ場所にインターネットスペースがあった。
リビングルーム。
ここでみんなで集まって夜な夜な語り明かすんだとか。
ムーディーなライトでしんみりと過ごすこともできる。
すごく広いし、綺麗でうらやましい。
前はリビングのドアに鍵があったけど、
恋人呼んで閉じこもる人が何人かいたので
鍵を取ったんだとか(笑)
そういう大胆さからも文化の違いが感じ取れるね。
各部屋のベランダ。
部屋ごとに仕切りがなくても平気なのかなと思った。
そしてバーベキューの用意。
寒いからリビングで鍋にしようかという話も出たけど、
管理人さんのお勧めでムーディーな夜(?)を過ごそう
ということになり、予定どおり焼肉を実行することに。
ムーディーって、今日は男しかいないんですけど…。
あいにく住人のみなさんは旅行に出かけていたりして、
ほとんど不在だったけど、管理人さんのお友達が
集まって、肉、野菜、ウインナー、海老、ホタテなど
を買い集めた。6人ぐらいだと少し高めの素材に
こだわることができるし、わがままも言えるのでグッドだ。
肉だ肉!焼きまくれ!
男だけのバーベキュー大会でもランタンがあると
ムーディーだ。
肉がうまい!どんどん消化する!
振り向いてみると「横浜みなとみらい21」のビル群が見える。
たしかにムーディーだ!
管理人さんに「こんなムーディーな場所で誰を呼んで
何をしているんだ!」とみんなで問い詰める。
管理人さん「守秘義務です(笑)」
ゲストの中国人のSさんも、タイ人のGさんも無言で食いまくる。
腹が落ち着いたところで、会話を楽しむ。
まぁ話の内容はたいしたことないんだけどね(笑)
その様子を撮影していたら「窪田さんは写真が好きですね」と言われた。
僕はタイで1日に800枚ぐらいシャッターを切る記録魔だ。
タイ人のSくんが差し入れしてくれたトルティーヤ。
ナイストルティーヤ。みんなの酒が進む。
コストコで700円ぐらいだって。安いね。
トルティーヤのタレも700円ぐらいで売ってるらしい。
こうして楽しい夜が更けてゆく。
11月にもなれば夜はかなり寒くなる。
大方食べ終えたところでリビングに移動した。
このシェアハウスには、アメリカ人、インド人、
スウェーデン人、日本人などが住んでいるとのこと。
管理人さんは昼は会社員で、帰ってきてから
掃除や片付けなどをしている。
住み込み管理人をしていて大変なことは何かと尋ねてみたところ、
「大変なことはないが、文化の違いに戸惑うことはある。
食事をしたあとに片付けをしなかったり散らかしたままの人もいる。
特に中国人は片づけやルールを守れない人が多く
何度お願いしてもルールを守れなかったので退去して
もらったことがある」とのことだった。
今日来ていた中国人のSさんは日本のことをよく理解していて、
お皿を洗うのも手伝ってくれて、とてもきちんとしていた。
「中国は広いし、中国人にも色んな人がいるよ」と言っていたのが
印象深かった。その通りだと思う。育った環境によるんだろうね。
それでは管理人をしていて良いことは何かと訪ねてみたところ、
「家に帰ってきて毎日誰かと酒を飲んで暮らせるのが楽しくて良い。
話のネタがつきない。毎日が楽しい」
とのこと。
たしかに、それぞれ育った環境が違うから考え方も違うだろうなぁ。
でも、そんな皆で意見が一致した時は嬉しいだろうし、
話が盛り上がるだろうね。
ここにハロウィンパーティーの様子があるけどかなり
盛り上がったみたいだ。ハロウィンパーティーの費用は
インターワウさんから出るんだって。すごいね。
各部屋はきちんと仕切られていてプライバシーは
保護されているし、扉を開ければ広いリビングで
ゆったり過ごすことができる。
独身者はアパートでひっそりと暮らすよりも、
シェアハウスに住んだ方が遥かに楽しいんじゃないかな。
暮らしているだけで文化的な視野が拡がっていく。
強制的に異国文化について学ぶことが出来る。
最近は英語を勉強したいという人が多いけど、
シェアハウスに暮らせば英語を使う環境が
すぐそばにある訳だから上達も早いと思う。
今回はとても良い体験をさせて頂いて勉強になった。
もっとシェアハウスが増えて、日本人が異文化に
理解を示して歩み寄れるようになったら、
もっと日本が豊かになるかもしれないね。
管理人さんはオープンな人柄で何でも隠すことなく
話してくれたので、とても話やすかった。
やさしいし、外国人も頼りやすいだろうなと思う。
今回はシェアハウスのことだけでなく
仕事や趣味など色んなことについて
とても楽しくお話させて頂いた。
最近は毎週何かしらのパーティーを開いている
そうなので、また呼んでくれるそうだ。
今から楽しみである。
シェアハウスに興味を持った人は下記にアクセスしてみるといい。
シェアハウスのインターワオ
それじゃ、今日もマイペンライで行こう。