サマータイムによる人への影響 タイブログ
先日、大きな病院へ行く機会があり、待合室で手に取った
院内フリーマガジン「ロハス・メディカル6月号」の中に
気になる情報があった。
独立行政法人労働安全衛生総合研究所(長い…)の
研究員であられる高橋正也さんが書かれた
サマータイム(時差)に関する記事だ。
サマータイムについて詳しくはwikiを読んで欲しいが、
簡単に説明すると夏は日の出が早くなるから、それに
合わせて行動する時間を1時間早めて生活時間を有効に
活用しようというものである。
去年は日本でも東日本大震災の影響でサマータイムを
導入した企業もあった。
(生活時間の有効活用というよりは節電目的だが)
記事ではサマータイムを導入している国で調査された
人間が受ける影響について書かれている。
秋の切替後(1時間遅らせる)による影響は定かではないが、
春の切替後(1時間早める)については、その影響と思われる
現象が見受けられるとのことだ。
例えば生活時間を1時間早めることで自動車事故が増える傾向が
あることや、北欧の調査では心筋梗塞になりやすくなるそうだ。
原因ははっきりしていないものの、生活時間を1時間早める
ことで、睡眠量の減少と質の低下、体内時計の乱れによる
心身への影響が理由と考えられているらしい。
記事によるとサマータイムの切替後の時刻に合わせて
起床できるようになるには1週間ほどかかるらしい。
僕がタイへ旅行する場合は、会社員だから滞在できるのは
1~2週間ほどだが、これは体が時差に慣れてきた頃に
また時差がやってくるという一番体に悪いパターンなのかも
しれない。
海外への出張でたびたび日付変更線を跨いでいる人は
自分の気づかないところで体の調子を崩しているのかも。
タイと日本の時差は2時間だが時差が大きくなるほど、
それだけ人への影響も大きくなるのだろうか。
タイに行くと生活時間を2時間遅らせることになり、
日本へ戻ると2時間早めることになる。
だから記事のとおりに考えれば日本に戻ったときの方が
体調を崩しやすいということになる。
実は、僕はタイで風邪をひくことはないが日本に戻ってきて
2~3日してから風邪をひく傾向がある。
時差の影響かどうかはわからないが、少なくとも免疫力が
下がっていることは間違いない。
(世遊びしすぎだという意見もありそうだが…)
あの煩いタイから静かな日本へ戻れば集中力も上がりそうな
もんだが、集中力が下がっているのも感じる。
(タイが恋しくて集中できないだけかもしれないが)
タイへ行ったときは風邪を引くこともないし、そういうこと
を感じたこともない。
まぁもっとも自分の大好きな国だから脳内で24時間アドレナリン
が出続けていて気づかないだけなのかもしれないが。
母方のじいさんはと言えば心筋梗塞で亡くなった。
酒好きで大好きな本を読むために夜中まで起きていて
寝る時間もまちまちだったようだ。
オルタナティブブログに来るITファイターのみなさんに
こんな話をしても「毎日残業で毎日時差ぼけだ!
窪田のボケ!」と罵倒されてしまうかもしれないが、
ぜひ生活リズムを意識して健康に気をつけて頂きたい。
考えすぎたり無理しても仕方がない。
あなたを愛してくれる人を大切にしよう。
そのためにはあなたが健康で生きるのが一番だ。
あなたとあなたの家族を心配するなんて
なんて良いブログなんだろう。
冗談はさておき、高橋さんは「ロハス・メディカル 」の「睡眠の
リテラシー」というコーナーで記事を書かれているので睡眠に
興味がある人は読んでみるといい。
僕も毎月読んでみたいと思っている。
なんといっても無料だ。今すぐ病院へ走れ。
ついでに素敵なナースを見て癒されろ。
という訳で今日は浮かない月曜日だが、
マイペンライで行こう。
おもしろかったら「いいね!」かツイートをよろしくどうぞ。
PS 最近のフリーペーパーの増殖には目を見張るものがある。
日本のタイ好きを対象にした日本の中のタイ文化にフォーカスした
フリーペーパーがあったらおもしろいのになぁとちょっと思った。
(すでにあるのか?)