あけましておめでとうございます。
謹賀新年。
正月の二日は、書初めです。小学生の息子二人が書いていたので、筆を借りてぼくも書いてみました。一発勝負で書いたのですが、なかなかうまく書けたのでここに貼り付けます。テーマは、
「夢」
としました。夢を形にしたい。これは、ずっとここ数年考えていることなのですが、なかなか難しいことです。ぼくの場合、「ソフトウェア開発の現場を変えたい」。「優秀なエンジニアがやりがいと誇りと、技術的にも探究心を満たすことができる、そんな現場を作りたい」。「自分のアイディアを形にすることで、世界を変えたい」というのが最終の夢です。
それらは、JUDEであり、TRICHORDであり、「プロジェクトファシリテーション」であり、アジャイル開発であり、海外への日本のソフトウェアの発信であるわけです。
夢の実現が難しいのは、まず、それを「強く思うこと」が難しいから。ここができると、かなりチャンスが高くなります。次に、変化することが怖いから、次の行動に移れないから。この二つ、つまり、思うこと、そして、行動すること、が夢を形に換える、セレンディピティを起こす秘訣なんだと思います。
たとえば、去年、ぼくはアジャイル2007で英語でセッションを1つ持ったのですが、これの申し込みは、かなり勇気がいりました。ですが、あるとき突然、「よっしゃ、いっちょ申し込むか!」という気になったんです。次の瞬間に、Maryにメールを書き、「こんなアイディアでやろうと思うのだけど」と相談、そこからあれよこれよと転がって、機会が実現しました。
かっとなって「やるか!?」、と思う瞬間、この瞬間が大切で、チャンスの前髪をつかむことができました。
実は、今年も申し込もうと思って、かなり躊躇しています。新しいネタを考えたり、それを練習したり、本当にそんなことができるのだろうか?と。背伸びする自分に自信が付いてこないのです。怖いのですね。こんな怖さを克服するには、やっぱり「思い」だと思う。強く思う。そして、仲間、かな。一緒にいてくれる人。これまであった友人。きっとサポートしてくれるだろう、その人たち。それを大切に今年も行きたいと思います。
本年もよろしくお願いします。